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残り数試合、首位打者の座を3選手がわずか1厘差で争う<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
首位打者を争う3選手(写真:kt wiz、ロッテジャイアンツ、KIAタイガース)

25日の韓国KBOリーグは2試合が14時開始で行われました。

スウォンKTウィズパークのKTウィズ-ロッテジャイアンツは10-5でKTが勝利。KTの先発、6年目のペ・ジェソン投手は6回4安打1失点で、2年連続2ケタ勝利となる10勝目を挙げました。

3位のKTは3連勝。この日の勝利で2位LGツインズとのゲーム差を0.5に縮めています。残り試合はKTが4試合、LGが2試合です。

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

2位で公式戦を終えるとプレーオフに進出し、その戦いに勝利すると韓国シリーズに進めます。3位チームは準プレーオフ、プレーオフを勝ち上がらなければ、韓国シリーズに進出できません。

⇒ KBOリーグポストシーズン日程表(ストライク・ゾーン)

◆「首位打者争いがし烈」

打率リーグトップのメル・ロハス選手(KT)はこの日代打で出場し、2四球で打率は変動なく3割5分2厘7毛。

一方、ロハス選手を追うソン・アソプ選手(ロッテ)は、5打数2安打で3割5分1厘8毛とロハス選手に肉薄しています。

2人を追うチェ・ヒョンウ選手(KIA)も2打数1安打で3割5分1厘7毛と打率を上げ、ここにきて猛追しています。

残り試合はロハス選手のKT、ソン・アソプ選手のロッテが4試合、チェ・ヒョンウ選手のKIAが5試合です。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

試合はありませんでした。次の試合は27日のハンファイーグルス戦です。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が2試合の結果です。26日は試合がありません。

◇10月25日(日)の結果

・KT 10- 5 ロッテ(スウォン)

 勝:ペ ジェソン

 敗:サンプソン

・KIA 10- 1 サムスン(クァンジュ)

 勝:イム ギヨン

 敗:イ スンミン

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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