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3番が4安打、4番が4打点 打つべき人が打ってマジック1。あすにも1位確定<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
28号2ランを放った4番のヤン・ウィジ(写真:NCダイノス)

20日の韓国KBOリーグは4試合がナイトゲームで行われました。

クァンジュKIAチャンピオンズフィールドのKIAタイガース-NCダイノスは、首位NCが序盤から得点を重ね、集中力を欠くプレーが目立った6位KIAを相手に13-3で大勝しました。

NCは3番ナ・ソンボム選手が4安打1打点、4番ヤン・ウィジ選手が決勝打と28号2ランを含む2安打4打点を記録。計18安打を連ねています。

この日、マジック対象チームのKTウィズが敗れたため、NCは公式戦1位確定のマジックを2つ減らして1とし、最速であす21日に、球団創設(1軍参入)8年目で初の公式戦制覇が決まります。

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「韓国シリーズ11月17日スタート。プレーオフから全試合コチョクドームで」

ポストシーズンの日程が発表になりました。今年は新型コロナウイルス感染拡大によりシーズン開幕が遅れたため、例年より遅い開催です。

11月1日に4、5位が対戦するワイルドカード決定戦(2戦制)で幕を開け、準プレーオフは例年の5戦制から3戦制に短縮して4日から行われます。

9日に第1戦を迎えるプレーオフ(5戦制)、17日に始まる韓国シリーズ(7戦制)は寒さを避けるため、全試合を韓国唯一のドーム球場、コチョクスカイドームで開催します。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

9回表、4番キム・ジェファン選手の代走で出場し、9回裏にそのままレフトの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が4試合の結果です。

◇10月20日(火)の結果

・SK 2- 12 サムスン(インチョン)

 勝:チェ チェフン

 敗:チョ ヨンウ

・KT 6- 7 LG(スウォン)

 勝:イム チャンギュ

 敗:ペ ジェソン

・KIA 3- 13 NC(クァンジュ)

 勝:ソン ミョンギ

 敗:チャン ヒョンシク

・ロッテ 1- 6 トゥサン(プサン)

 勝:フレクセン

 敗:サンプソン

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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