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KIAが主砲のサヨナラ弾で劇的勝利/ブキャナン(元ヤクルト)10勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ナ・ジワン(写真:KIAタイガース/初報から差し替え)

14日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

クァンジュKIAチャンピオンズフィールドのKIAタイガース-SKワイバーンズは6-3、SKの3点リードで9回裏を迎えました。

追うKIAは2つの四球と内野安打で1点を挙げ2点差と迫ると、1死一、三塁の場面で打席には4番ナ・ジワン選手。

この場面でナ・ジワン選手は1ボールからの2球目をレフトへ運ぶ、11号逆転3ランホームラン。KIAは7-6としてサヨナラ勝ちを収めました。

◆「ブキャナン10勝目」

サムスンライオンズのデービッド・ブキャナン投手(元ヤクルト)がハンファイーグルス戦に先発登板し、7回4安打1失点と好投。今季10勝目(6敗)を挙げました。

サムスンの外国人投手が2ケタ勝利を記録するのは、2015年のアルフレッド・フィガロ(元オリックス)、タイラー・クロイド投手以来、5年ぶりです。

(関連記事:元ヤクルトのブキャナンが2ケタ勝利目前 韓国で成功の背景とは

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

8月13日に登録抹消になっています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇8月14日(金)の結果

・トゥサン 3- 5 KT(チャムシル)

 勝:チョン ユス

 敗:パク チグク

・ハンファ 1- 10 サムスン(テジョン)

 勝:ブキャナン

 敗:チャン シファン

・KIA 7- 6 SK(クァンジュ)

 勝:チョン ヘヨン

 敗:パク ミンホ

・ロッテ 5- 1 キウム(プサン)

 勝:パク セウン

 敗:ヤン ヒョン

・NC 4- 10 LG(チャンウォン)

 勝:イ ジョンヨン

 敗:ムン ギョンチャン

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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