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KT19安打13得点でNCに大勝 連敗を3で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
オ・テゴン(写真:kt wiz/初報から差し替え)

13日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

チャンウォンNCパークで行われたNCダイノス対KTウィズはKTが19安打を放ち、13-3で大勝。連敗を3で止めています。

KTは3回、2番のオ・テゴン選手が5月5日以来となる3号ソロを放つと、7回にも4号ソロ。この日のオ・テゴン選手は3安打、4打点の活躍を見せ、2安打2打点の前日に続く活躍を見せました。守備での連日のエラーをバットで取り返しています。

投げては先発のキム・ミンス投手が5回1/3を投げて被安打4、NC打線を1点に抑え、今季3勝目(2敗)を挙げました。

◆「イ・ボムホ引退」

第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で活躍し、2010年にはソフトバンクでプレーしたKIAタイガースのイ・ボムホ選手(37)が、13日のハンファイーグルス戦で現役を引退しました。

6番サードで先発出場したイ・ボムホ選手は現役最後の打席となった5回裏の3打席目、2死満塁の場面で打順が回ってきました。イ・ボムホ選手は満塁ホームランの数が17本で歴代最多。最高の見せ場が訪れましたが結果はレフトフライでラストアーチとはなりませんでした。

華やかなセレモニーで送られたイ・ボムホ選手は9月以降、短期間の指導者研修を海外で行う予定です。

以下が全5試合の結果です。

◇7月13日(土)の結果

・LG 5- 3 サムスン(チャムシル)

 勝:ウィルソン

 敗:ユン ソンファン

・SK 4- 2 キウム(インチョン)

 勝:サンチェス

 敗:チェ ウォンテ

・KIA 5- 10 ハンファ(クァンジュ)

 勝:サーポルト

 敗:ホン ゴンヒ

・ロッテ 3- 4 トゥサン(プサン)

 勝:ユン ミョンジュン

 敗:コ ヒョジュン

・NC 3- 13 KT(チャンウォン)

 勝:キム ミンス

 敗:ルチンスキー

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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