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レイエスが7回無失点でトップタイの6勝目 チームの連敗を4で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
6勝目を挙げたデニー・レイエス(写真:サムスンライオンズ)

30日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

サムスンライオンズ-キウムヒーローズ(テグ)は4-2でサムスンが勝利。サムスンは先発のデニー・レイエスが120キロ台のスライダー、130キロ台のチェンジアップという持ち前の投球で打ち取っていった。

レイエスは7回98球を投げて散発の被安打5、奪った三振は3。味方打線の4回までの3得点を守って、リーグトップタイの6勝目(2敗)を挙げた。サムスンは連敗を4でストップ。現在貯金4で首位と5ゲーム差の4位だ。

映像:レイエスの投球と外野手の好守(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇5月30日(木)の結果

・トゥサン 6 - 1 KT(チャムシル)

 勝:クァク ピン

 敗:ハン チャヒョン

・SSG 8 - 2 LG(インチョン)

 勝:アンダーソン

 敗:チェ ウォンテ

・ハンファ 15 - 0 ロッテ(テジョン)

 勝:キム ギジュン

 敗:ナ ギュンアン

・サムスン 4 - 2 キウム(テグ)

 勝:レイエス

 敗:イ ジョンミン

・NC 2 - 11 KIA(チャンウォン)

 勝:ファン ドンハ

 敗:キム シフン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「キム・フィジプがNCへ」

キウムヒーローズとNCダイノスがトレードを発表。キウムからキム・フィジプ内野手(22)がNCへ、NCは今夏行われる新人ドラフトの指名権2つ(1、3ラウンド)をキウムに譲渡した。キム・フィジプは昨年11月のアジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)で韓国代表入り。日本戦で田口麗斗からホームランを放っている。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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