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サンゴリアスで出場停止処分のアーロン・クルーデン、去り際に謝罪のわけ。【ラグビー旬な一問一答】

向風見也ラグビーライター
スタンドオフでプレー(写真提供=JRLO)

 東京サントリーサンゴリアスに新加入した元ニュージーランド代表のアーロン・クルーデンは、1月12日、参戦するリーグワン・1部で3試合の出場停止処分を受けたと発表された。

 7日の東京・味の素スタジアムでの第3節で危険なプレーがあったため。前半18分、自陣ゴール前の接点で、対するイーグルスのファフ・デクラークが球をさばこうとするところへ、頭突きのような体勢でぶつかっていた。

 試合後、こう語っていた。

 以下、単独取材時の一問一答の一部(編集箇所あり)。

——今日は、サンゴリアスでのデビュー戦でした。

「個人的には18分しかプレーできず、悔しかったですが、チームが14人でも勝てたのは誇るべきことです」

——デクラーク選手に頭がぶつかった場面について。

「それを狙ったわけではなかったです。ちょうどその前にタックルをして、立って、カウンターラック(接点に身体をねじ込み、押し返す動き)を狙っていたのですが、テクニックが足りなかった。低く入って頭に当たらないよう、改善していかなければいけないです」

——レフリーに笛を吹かれた瞬間の思いは。

「TMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル=ビデオ判定)に入る前から、ちょっと…とは思いました(カードも覚悟)。ラグビーでは安全性も重要。少しでも頭に当たったら厳しく見られるのは、仕方のないことです」

——レッドカードを出された直後、デクラーク選手に謝罪をしてからグラウンドを後にしていました。

「ちゃんと大丈夫かを見たかったのです。お互い、怪我はさせたくないので。彼がちゃんとプレーを継続できたのはよかった」

——今後は(取材時は処分決定前)。

「どうなるかを見るしかない。問題(出場停止)が起こらないのがベターですが、(処分が)決まってから、どうすべきかを考えていきます」

 チームは14日、クルーデンの前所属先であるコベルコ神戸スティーラーズとノエビアスタジアム神戸で対戦する。

ラグビーライター

1982年、富山県生まれ。成城大学文芸学部芸術学科卒。2006年に独立し、おもにラグビーのリポートやコラムを「ラグビーマガジン」「ラグビーリパブリック」「FRIDAY DIGITAL」などに寄稿。ラグビー技術本の構成やトークイベントの企画・司会もおこなう。著書に『ジャパンのために 日本ラグビー9人の肖像』(論創社)『サンウルブズの挑戦 スーパーラグビー――闘う狼たちの記録』(双葉社)。共著に『ラグビー・エクスプレス イングランド経由日本行き』(双葉社)など。

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