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羽生善治九段(52)再び増加に転じ851! 藤井聡太竜王(20)着々と236! 将棋公式戦勝ち越し数

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

 現代将棋史上における数々の金字塔を打ち立ててきた羽生善治九段(52歳)。しかし昨年度(2021年度)はキャリア初の負け越しとなりました。

 今年度の羽生九段は好調。通算1500勝目をあげ、王将挑戦を決めるなど、底力を発揮しています。年度成績も21勝12敗で勝ち越し中です。

 羽生九段の現時点での通算成績は1516勝665敗。通算勝ち越し数も増加に転じ、現在は851です。

 一方、デビュー以来5年度連続勝率8割台と、すさまじい勢いで勝ち続けている藤井聡太竜王。通算成績は295勝59敗。勝ち越し数は早くも236にまで達しています。

 藤井竜王は年間40ぐらいのペースで勝ち越し数を増やしている計算になります。

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

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