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「大舞台で藤井棋聖と対局することが実現したのはよかった」永瀬拓矢王座コメント

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

永瀬拓矢王座「(挑戦者決定戦・渡辺明名人戦は)矢倉(やぐら)対雁木(がんぎ)の力戦のような感じだったんですけど。穴熊に組み替えられて、ちょっと、そうですね、かなり神経を使う展開になってしまって自信がないのかなと思いました。(36手目△1五歩と玉側の端を突き越したあたりは)少し進めると手が詰まりそうな気がしたので。一応、後手の主張を作らないといけないのかな、と思いましたので。主張を作りにいったような感じです。入玉は(144手目)△1七玉で出来ましたけど、よくはわかってはいなかったです。(将棋中盤で相手の)攻め駒を攻める展開になりましたけど(相手の)穴熊が残ってしまっているので、一つでも網が破れてしまうといけないので、かなり神経を使う展開が続いていたんじゃないかなとは思います。(藤井聡太棋聖に五番勝負で)挑戦することができてよかったです。去年と同じカードの挑戦者決定戦で、去年もチャンスはあったかな、と思ったので。最後まで本局も気を抜けないのかな、と思いました。藤井棋聖とのタイトル戦は初めてになりますので、こういう大舞台で藤井棋聖と対局することが実現したのはよかったなと思います。抱負としては、始まるまでに内容をよくして、まずはいい勝負ができるようにしなければいけないのかな、と思います」

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

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