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佳境、王将戦リーグ! 藤井聡太新竜王を追う2人激突! 11月15日▲近藤誠也七段-△永瀬拓矢王座

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

 11月15日。東京・将棋会館において第71期ALSOK杯王将戦・挑戦者決定リーグ▲近藤誠也七段(25歳)-△永瀬拓矢王座(29歳)戦がおこなわれます。

 ここまでのリーグ成績は永瀬王座3勝1敗。近藤七段2勝1敗。挑戦権を争う2人がぶつかる注目の一局となります。

 両者の過去の対戦成績は永瀬4勝、近藤2勝です。

 今年5月の王位戦リーグ最終局では近藤七段が勝ち、永瀬王座のプレーオフ進出を阻止する結果となりました。

 今年8月、非公式戦のABEMAトーナメントでも両者は対戦し、永瀬王座が勝っています。

 現在4勝0敗でリーグトップを走るのは、つい先日、史上最年少四冠も達成した藤井聡太新竜王(19歳)です。

 年度内五冠の期待もかかる藤井竜王。このあと19日に近藤七段、24日に永瀬王座との対戦を残しています。

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

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