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これでトータル10勝9敗! 藤井聡太三冠(19)ついに大難敵・豊島将之竜王(31)に勝ち越し!

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

  2021年10月22日・23日。京都府京都市・総本山仁和寺において第34期竜王戦七番勝負第2局▲豊島将之竜王(31歳)-△藤井聡太三冠(19歳)戦がおこなわれ、挑戦者の藤井三冠が勝ちました。

 両者の通算対戦成績はこれで藤井10勝、豊島9勝となりました。

 豊島竜王の6連勝で始まった両者の対戦は、藤井三冠が今年に入って大幅に巻き返し、そしてついに藤井三冠が追い抜きました。

 現在の将棋界は渡辺明名人・棋王・王将(37歳)、豊島竜王、藤井三冠、永瀬拓矢王座(29歳)のタイトル保持者4人がそのまま「四強」と呼ばれています。藤井三冠は他の3者に勝ち越すことになりました。

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)、『など。

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