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「それまでのミスを悔いても仕方がない」「現状の局面で最善のがんばりができれば」藤井聡太挑戦者コメント

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

藤井聡太挑戦者「豊島竜王の方に、序盤から積極的に動かれて。それに対して少し、対応を誤ってしまって。苦しい展開が長かったかなあ、と思います。そうですね、最後もお互い秒読みになって、ずっときわどいのかな、と思っていました。(不利になったときはどんなことを思ってた?)対局中にそれまでのミスを悔いても仕方がないので、現状の局面で最善のがんばりができればと思ってました。(形勢がいいと思ったのは?)そうですね・・・。うーん・・・。(109手目)▲4一龍と回って(△3三桂に)▲3六玉と桂を取ったあたりで、後手玉に迫る形が見えてきたのかなと思いました。(最後、終盤で勝敗を分けたところは?)こちらがずっと中盤、苦しい展開だったので、やはりそういう終盤の難しいところで思い切って指せたところかな、と思います。(今後、豊島竜王との対局をどのようなものにしていきたい?)本局でもやっぱり、序盤でペースを握られてしまったので、やっぱりまだまだ、そのあたり、こちらに改善の余地が多いかな、というふうに感じたので。第2局以降、できるだけ修正して、よい内容にしていけたらというふうに思っています。(豊島竜王との対局は特別なものを感じる?)そうですね。同じ愛知県出身で、本当に目標にしてきた方ですし。技術的にも本当に、自分にないものをたくさん持たれているかな、と感じています」

藤井聡太挑戦者「(モンスターのモンブランについて)あんまりこれまでハロウィンを意識して過ごしてきたことはないんですけど(笑)。せっかくなので、選んでみました。けっこう見た目もかわいらしくて、おいしかったです。(目玉は食べた?)あー、あまり意識せずにいただいてます(笑)。(視聴者に)ご観戦いただきまして、ありがとうございました。本局、豊島竜王に積極的に動かれて、苦しい展開になってしまったので。そのあたりをしっかり反省して、第2局以降をよりよい内容にしていけたらと思っています」

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

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