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銀河戦初優勝を目指す藤井聡太二冠(18)準決勝で木村一基九段(47)と対戦

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

 12月10日20時。囲碁・将棋チャンネルにおいて第28期銀河戦準決勝・藤井聡太二冠(18歳)-木村一基九段(47歳)戦が放映されます。

 また12月4日には将棋プレミアムで準決勝の「特別先行配信」もおこなわれます。

 藤井二冠は本戦トーナメントCブロックで出口若武四段、中村修九段、森内俊之九段、郷田真隆九段、稲葉陽八段、羽生善治九段を連破して、最終勝ち残り者として決勝トーナメントに進出しました。

 決勝トーナメントでは1回戦で増田康宏六段、2回戦で永瀬拓矢二冠(現王座)に勝っています。

 木村一基九段はBブロックで橋本崇載八段、佐藤天彦九段を破り、最終勝ち残り者として決勝トーナメント進出。1回戦で中村太地七段、2回戦で菅井竜也八段に勝って、ベスト4に進出しました。

 藤井二冠、木村九段ともに銀河戦の優勝経験はありません。

 この準決勝をのぞいて、両者は過去に6回対局し、藤井5勝、木村1勝という成績が残されています。

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 王位戦七番勝負では藤井挑戦者が4連勝し、王位獲得となりました。

 先日放映されたNHK杯2回戦では木村九段が勝っています。

 本局の勝者は三浦弘行九段-糸谷哲郎八段戦(10日22時から放映)の勝者と決勝で戦います。

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

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