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藤井聡太挑戦者、3勝目をあげるか? 木村一基王位、1勝を返すか? 8月4・5日、王位戦七番勝負第3局

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

 8月4日・5日。兵庫県神戸市・中の坊瑞苑で王位戦七番勝負第3局▲藤井聡太棋聖(18歳)-△木村一基王位(47歳)戦がおこなわれます。

 ここまでは藤井挑戦者が2勝をあげています。

 王位戦第2局が終わった直後の棋聖戦第4局も藤井勝ち。史上最年少タイトル保持者、藤井聡太棋聖の誕生となりました。

 藤井棋聖の今年度成績は17勝3敗(将棋連盟公式ページ発表分)。勝率0.850と、今期もまた勝ちまくっているところです。

 8月2日に放映されたNHK杯では塚田泰明九段に勝っています。

 そしてNHK杯2回戦で木村王位-藤井棋聖戦が実現しました。

 木村王位の今年度成績は5勝4敗。王位戦第2局以後は王将戦二次予選で稲葉陽八段に勝ち。竜王戦本戦で梶浦宏孝六段、B級1組順位戦で永瀬拓矢二冠に敗れています。

 昨日8月3日。久保利明九段(44歳)が王座戦挑戦者決定戦を制して、永瀬王座への挑戦権を獲得しました。

 四十代半ばでのタイトル戦登場について、久保九段は次のように語っていました。

「ちょっと上の先輩がタイトル戦がんばっていらっしゃるので、自分も続けたらな、という思いではやっていました」

 四十代半ばで奮戦を続ける木村王位は、同世代の希望の星でもあります。多くのファンが巻き返しを期待していることでしょう。

 第3局は8月4日9時に始まります。

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

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