無印良品が「夏マスク、始めます」 オーガニックコットンに抗菌防臭加工。繰り返し使えるマスクが進化

オーガニックコットン素材に抗菌防臭加工をした夏素材の布マスク 写真は無印良品公式

 「無印良品」が夏マスクの販売を発表した。5月1日から販売している「繰り返し使える二枚組・三層マスク」は大人気で、用意した約100万枚が売り切れため追加で発売。さらに、オーガニックコットン素材に抗菌防臭加工をした、繰り返し使える夏素材の布マスク3種を、営業を再開した店舗で6月上旬から販売していく。

 緊急事態宣言は25日夜に全面解除されたが、画期的なワクチンなどが開発されるまで、ウィズコロナの期間はかなり長引くと予想され、マスクの着用は新常態(ニューノーマル)になる。供給状況が良化する中で、日本の蒸し暑い夏も快適に乗り切れるマスクのニーズが高まっている。「ユニクロ」は吸汗速乾性に優れてさらりとした肌触りの機能性素材“エアリズム”のマスクを発売することを発表。スポーツブランドや紳士服ブランドなども、メッシュ素材や冷感接触、抗菌などの商材を続々と投入している。

 そんな中、「無印良品」では、素材をサッカー織り、鹿の子編み、ムラ糸天竺編みにすることで、凹凸感により肌への接触面積を少なくして清涼感や通気性の高さを実現。肌触りがやさしく、肌荒れを起きにくくしているのが特徴だ。

 しかも、素材はTシャツやパジャマを生産したときに出るオーガニックコットンの残布を再利用したもの。欧米ブランドなどから生産をキャンセルされて仕事が少なくなったパートナー工場をサポートする側面もあり、サステナブルな取り組みといえる。製品の洗いや抗菌防臭加工、検品は国内工場で行っている。

 「新型コロナウイルス感染症拡大を背景に、マスクは日常生活の必需品となりました。毎日つかうものだから、肌触りが良いものを。ゴミになってしまう使い捨てではなく、手洗いすることで繰り返し使えるものを。無印良品はこれまでの商品開発の背景を活用し、綿100%の布地を使った繰り返し使えるマスクを生産しました」「無印良品はこれからも、感じ良いくらしを願う生活者の方々の役に立つ商品開発をすすめてまいります」と同社。

 「繰り返し使える 2枚組・マスク(サッカー織り)」「繰り返し使える 2枚組・マスク(ムラ糸天竺編み)」「繰り返し使える 2枚組・マスク(鹿の子編み)」は各999円(税込み)。

参考記事:「無印良品」が抗菌防臭マスクを発売 「使い捨てマスクを減らしたい」