「無印良品」が抗菌防臭マスクを発売 「使い捨てマスクを減らしたい」

「無印良品」が繰り返し使える抗菌防臭加工のマスクを発売 公式オンラインストアより

 「無印良品」が5月1日からAmazon(アマゾン)で約250商品の販売をスタートした。それと時を同じくして、自社オンラインストアでは、ひっそりと、洗って繰り返し使える抗菌防臭加工を施したマスクの販売を開始した。

 「ゴミになる使い捨てのマスクを減らしたい」、そして、「新型コロナウイルス感染のリスクを減らしたい」との思いから、まずは従業員向けにマスクを開発。さらに安心して使っていただけるものが数十万枚単位で用意できたことから、お客さま向けの販売を開始するもの。

 素材は通気性と吸水性に優れる綿100%で、抗菌防臭加工を施したもの。2枚組・三層マスクで999円、2個セット(4枚)で1998円、4個セット(8枚)で3996円(すべて税込)。販売はネットストア限定で、「より多くの方にお買い求めいただきたい」として、購入は1人1点まで。特別ラインでの調達・配送するため、他の商品と同時に注文することはできない。ネコポス便によるポスト投函で、送料は全国一律で200円としている。

 ファッション業界のマスクの生産・販売では、紳士服系企業の参入が目立っている。メーカーズシャツ鎌倉は4月17日、“シャツ屋がつくるマスク”の予約販売をオンラインサイトで開始。シャツ地を使って、日ごろはシャツを生産している国内工場で縫製。繰り返し洗って使用できるもので、1柄3枚セットで2750円(税込)。6日間で50万枚の予約を受けた。

 「アオキ(AOKI)」は、外層に撥水加工、中・内層に抗菌加工を施したジャージー素材・3層構造のマスクを20枚セット3990円(税別)で販売する。5月1日から「アオキ」と「オリヒカ(ORIHICA)」の公式オンラインストアで予約を開始。16日からは店舗での取り扱いも順次開始予定だ。

 

 「コナカ(KONAKA)」は、ストレッチ性と形態安定性の高いワイシャツ素材を使用した、耐久性と吸汗速乾性のある1枚980円(税別)マスクを、「コナカ」と「スーツセレクト(SUIT SELECT)」の公式オンラインストアで予約受付中だ。生産規模は1万枚で、第1弾の白無地素材は5月末、第2弾の白ドビー柄は6月中旬から順次出荷予定。

 緊急事態宣言が延長され、新型コロナウイルスの感染を避けながら暮らしを続ける、ウィズコロナの期間が長引いている。ワクチンが開発されるまでにも時間がかかりそうだが、環境負荷を減らすべく、洗って繰り返し使えるマスクのニーズは、これからますます高まりそうだ。