1976年生まれ。フリーライターとして、漫画をはじめとするエンターテインメント系の記事を多数執筆。「このマンガがすごい!」(宝島社)のオトコ編など、漫画家へのインタビューを数多く担当。『「この世界の片隅に」こうの史代 片渕須直 対談集 さらにいくつもの映画のこと』(文藝春秋)執筆・編集。シナリオライターとして『RANBU 戦国乱舞』(スクウェア・エニックス)ゲームシナリオおよび登場武将の設定担当。
記事一覧
- 藤子不二雄Aさんが死去 時代の証言者たる、そのジャーナリスティックな視点
マンガ家・藤子不二雄A氏の死去が発表された。『怪物くん』や『忍者ハットリくん』など数々のヒット作を生み出した偉大な作家には、「児童マンガ家」とは異な“もうひとつの顔”があった。
- いま読まれるべき作品、『ダーウィン事変』 15年目のマンガ大賞をデータから振り返る
今年のマンガ大賞(マンガ大賞実行委員会主催)が発表され、『ダーウィン事変』(うめざわしゅん)が大賞に輝いた。本作の魅力と、マンガ大賞がどのような賞なのかを探っていく。
- 競馬ブーム再燃! かつて4大少年誌すべてに競馬マンガが掲載される時代があった
2021年のJRAの売得金は、18年ぶりに3兆円の大台を突破した。いまや何度目かの競馬ブームを迎えつつある。かつてのように、少年マンガ誌に競馬マンガが連載されるようになるのだろうか。
- 意外な低順位? 賞レース型マンガ賞は『鬼滅の刃』をどう評価していたか
「このマンガがすごい!」(宝島社)をはじめとする賞レース型マンガ賞は、社会現象にもなった『鬼滅の刃』ブームを予見できたか? 過去のランキングから、賞レースが『鬼滅の刃』をどう評価してきたのかを紐解く。
- きょうサッカー日本代表と対戦するサウジアラビア代表。かつての「アジア最強国」を描いたマンガ3選
日本代表はカタール・ワールドカップのアジア最終予選で、サウジアラビア代表と対戦する。サッカーマンガではサウジアラビア代表をどのように描いてきたのか。改めてその存在の大きさを確認したい。
- さいとう・たかを氏「私にアシスタントはいない」。『ゴルゴ13』連載継続を可能にしたプロダクション方式
劇画作家さいとう・たかを氏の死去が発表された。今年7月に単行本201巻が刊行され、「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス世界記録に認定されたばかりの『ゴルゴ13』は、今後どうなるのか?
- 『バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ』に見る「刃牙」シリーズのエッセンス
「刃牙」シリーズの人気キャラクター・烈海王が異世界に転生した! 『バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ』は異色のスピンオフだが、「刃牙」シリーズらしいエッセンスにあふれた作品である。
- 漫画界のレジェンドが半生を描いた『あしあと ちばてつや追想短編集』、漫画史に残る“重大事件”を収録!
ちばてつやが23年ぶりとなる短編集を刊行した。中国(旧満州)からの引き揚げを描いた『家路 1945-2003』など、単行本未収録作品が数多く収録されている。なかでも注目したいのは……?
- Netflixアニメ『Yasuke -ヤスケ-』の主人公・弥助、マンガの世界ではどう描かれてきた?
Netflixでオリジナルアニメシリーズ『Yasuke -ヤスケ-』の全世界独占配信が開始。主人公の弥助は戦国時代に実在した黒人侍。これまでフィクションの世界では、弥助はどう描かれてきたのだろうか。
- マンガ大賞2位の『チ。 –地球の運動について–』、表紙のカバーイラストからも伝わる確かな実力
「マンガ大賞」で第2位にランクインした『チ。 –地球の運動について–』(魚豊)。連載開始からまだ半年の本作は、なぜ高い評価を受けているのだろうか。
- マンガ大賞2021で大賞に選出された『葬送のフリーレン』は、どこがすごいのか?
今年のマンガ大賞(マンガ大賞実行委員会主催)で大賞に選出された『葬送のフリーレン』(原作:山田鐘人、作画:アベツカサ)。第4巻が発売されたばかりの本作の魅力に迫る。
- 尾上松也 & 百田夏菜子(ももクロ)の映画『すくってごらん』、原作は「世界初の金魚すくいマンガ」!
尾上松也と百田夏菜子(ももいろクローバーZ)が出演する映画『すくってごらん』。原作は「世界初の金魚すくいマンガ」という意欲作。映画のほうにもそのチャレンジ精神は受け継がれていた!
- 「このマンガがすごい!2021」オトコ編1位『チェンソーマン』、最終巻発売!
最終巻が刊行された藤本タツキ『チェンソーマン』。昨年末の「このマンガがすごい!2021」(宝島社)オトコ編で1位に選ばれた話題作は、どのような層に支持されているのか?
- 公開延期『ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021』、原作に影響を与えたSF作品とは
新型コロナウイルスの感染状況により、公開が延期された劇場版アニメ『ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021』。その原作には、ジョージ・オーウェル『1984年』の影響が見て取れる。
- 『DRAGON BALL』人気を後押しした、1985年の「週刊少年ジャンプ」の戦略
誰もが「続きが気になる!」マンガほど、雑誌の巻頭を飾る回数が多い。つまり雑誌の掲載順は人気を測るバロメータともいえる。「週刊少年ジャンプ」の過去のヒット作の掲載順を紐解くと、そこには意外な事実が……。
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