任天堂の人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森(あつ森)」(ニンテンドースイッチ)の国内累計出荷数(6月末時点)が約715万本となりました。6日に発表された任天堂の2020年4~6月期(2020年度第1四半期)連結決算で明らかになりました。4~6月期の国内出荷数は約331万本でした。

 「あつ森」の世界累計出荷数は約2240万本となります。「ポケットモンスター ソード・シールド」の約1822万本や「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」の約1999万本を抜き、ニンテンドースイッチ用ソフトとして「マリオカート8 デラックス」(約2674万本)に次ぐ数になります。

 「あつ森」の世界出荷数は4~6月期だけで約1063万本でした。なお任天堂は、6月末までの累計販売数(実際に売れた数)が2000万本を突破したこと、デジタル(ダウンロード)販売の比率は約5割に達したことも明かしています。

 任天堂の売上高は、前年同期比108.1%増(約2倍)の約3581億円、本業のもうけを示す営業利益は同427.7%増(約5倍)の約1447億円と「あつ森」のヒットで絶好調でした。ただし当期(2020年度)の業績予想は、据え置いています

 「あつまれ どうぶつの森」は、手つかずの自然が残る無人島に移住したプレーヤーが自身でものを作り、言葉を話す「どうぶつ」たちと交流する……という内容のゲームです。限定セット版(3万5960円、税抜き)が、ネット通販などでは希望小売価格を大きく上回る価格で取り引きされました。

 また同作の人気を受けて、米国のメトロポリタン美術館や横須賀美術館(横須賀市)などが美術品データを、米ファッションブランド「マークジェイコブス」やイタリアのファッションブランド「ヴァレンティノ」などがゲーム中で使える服データを配信したことも話題になりました。