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本日発売「明星 一平ちゃん」“贅沢”バージョンをラーメンライターが鬼速レビュー!

井手隊長ラーメンライター/ミュージシャン
左が通常バージョン、右が贅沢バージョン

9月25日、明星食品より「明星 贅沢一平ちゃん夜店の焼そば」が発売された。

今月の11日には日清食品から「特上 カップヌードル」シリーズが発売され話題沸騰中だが、明星も負けてはいない。大人気シリーズ「一平ちゃん夜店の焼そば」の“贅沢”バージョンが登場した。

通常バージョンも今年7月にリニューアルしている
通常バージョンも今年7月にリニューアルしている

「明星一平ちゃん夜店の焼そば」は1995年に発売された明星の看板ロングセラー。

ソースの香ばしさとマヨネーズのこってり感でいわば“ジャンク”な焼きそばとして人気を博してきたが、この“贅沢”バージョンはどんな進化をしているのか早速レポートしてみよう。

明星 贅沢一平ちゃん夜店の焼そば
明星 贅沢一平ちゃん夜店の焼そば

まずパッケージは「特上 カップヌードル」と同じく金色に輝いている。カップ麺売り場は今後各社のハイプレミアム商品の金色のパッケージが並ぶ形になるんだろうか。

ウリとしては「ソースたっぷり、マヨだくだく!」。人気の液体ソースとからしマヨネーズをとにかくたっぷり入れたというわかりやすい訴求だ。果たしてソースとマヨネーズを増やしただけで美味しいのか?という率直な疑問が湧いてくる。

小袋のサイズが一目瞭然

小袋のサイズが一目瞭然(左が通常バージョン、右が贅沢バージョン)
小袋のサイズが一目瞭然(左が通常バージョン、右が贅沢バージョン)

パッケージとフタを開けると小袋のサイズが一目瞭然だ。画像の左が通常バージョン、右が贅沢バージョンとなる。

からしマヨネーズ 2.5倍

液体ソース 1.5倍

ソースふりかけ 1.7倍

ソースねり込み麺  ソース量1.5倍

そして、実は具材のキャベツも1.3倍に増量されている。麺量は100gと変わらないが、小袋のサイズの問題で総内容量が135gから160gに増量されている。

「ソースねり込み麺」のソース量1.5倍

左が通常バージョン、右が贅沢バージョン
左が通常バージョン、右が贅沢バージョン

お湯を入れる前の麺も多少色が違う。ソースを練り込んだ特製麺で、ソース量を通常の1.5倍ねり込んでいるので、多少茶色がかった麺になっている。

液体ソース1.5倍

左が通常バージョン、右が贅沢バージョン
左が通常バージョン、右が贅沢バージョン

3分待って湯切りをし、液体ソースをかけて混ぜた状態がこちら。

ここまでいくとかなりの色の違いを感じてもらえると思う。正直、底の方にソースが余るぐらいなので、通常よりかなりよく混ぜることをお勧めする。

最重要ポイント! からしマヨネーズ2.5倍

左が通常バージョン、右が贅沢バージョン
左が通常バージョン、右が贅沢バージョン

そして、からしマヨネーズ「マヨビーム」をかけた状態がこちら。

からしマヨネーズは一番の増量ポイントで、通常の2.5倍あるのでかなり目立つ。ソースに混じったからしのむせ返るような香りが特徴的だ。

ソースふりかけも1.7倍

左が通常バージョン、右が贅沢バージョン
左が通常バージョン、右が贅沢バージョン

さらに、ソースふりかけをかけた状態がこちら。

ふりかけも1.7倍の量があるのでかなり多いイメージ。屋台の焼きそばのようなソースの香りがさらに立ち込めてくる。

ジャンク of ジャンクな仕上がり

ソースの汁気が多いが、からしマヨネーズを混ぜていくとモッタリとしてくる
ソースの汁気が多いが、からしマヨネーズを混ぜていくとモッタリとしてくる

通常バージョンがスナック感が少し残る麺にソースが絡んでいくイメージである一方、贅沢バージョンになるとかなりソースの汁気の多い仕上がりになる。より焼きそば感を楽しみたい人は、湯切りまでの時間を少し早く上げるか、麺を混ぜながら少しずつソースをかけると良いだろう。

味わいとしては、やはりからしマヨネーズのパンチがかなりブーストされ、鼻を抜けるからしの辛味と食欲を掻き立てる酸味でとてもジャンクな仕上がりになる。混ぜれば混ぜるほどからしマヨネーズが麺に絡み、モッタリと重みが出てくる。

ソースも増えているとはいえ、からしマヨネーズの強さと戦っているイメージで、「一平ちゃん」はからしマヨネーズが味のポイントなんだということを再認識する。

かなり味が強いので、ライスがとても合う。お好み焼きとご飯を一緒に食べる感覚で、ライスやおにぎりを片手に食べるとさらに満足感が高い。

「特上 カップヌードル」とは違い、もともとジャンクな「一平ちゃん」をより突き抜けてジャンクに仕上げた一品。ぜひお腹をすかせてトライしてみてほしい。

※写真はすべて筆者による撮影

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ラーメンライター/ミュージシャン

全国47都道府県のラーメンを食べ歩くラーメンライター。東洋経済オンライン、AERA dot.など連載のほか、テレビ番組出演・監修、コンテスト審査員、イベントMCなどで活躍中。 自身のインターネット番組、ブログ、Twitter、Facebookなどでも定期的にラーメン情報を発信。ミュージシャンとして、サザンオールスターズのトリビュートバンド「井手隊長バンド」や、昭和歌謡・オールディーズユニット「フカイデカフェ」でも活動。本の要約サービス フライヤー 執行役員、「読者が選ぶビジネス書グランプリ」事務局長も務める。

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