SDGs世界レポート(22)日本のスタートアップにも役立つ イタリアの食品ロス削減アプリ ベスト10

(写真:アフロ)

イタリアは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大により、世界で3番目に多い33,475名の死者を出した(ジョンズ・ホプキンス大学のデータ、2020年6月2日現在による)。だが、もともと「ゼロ・ウェイスト」(ごみを出さない)宣言をした自治体が国内で300を超えており、2015年に開催されたミラノ食の万博の後には、余剰食品を活用した福祉目的のレストランが開店するくらい、ロス削減には意識が高い。イタリアでは、食品ロス削減のためにどんな取り組みがあるのだろうか。最近注目されている、食品ロス削減を目的とした10のアプリ(スマートフォンのアプリケーション)について、日本在住のイタリア人にフィジカルディスタンシング (身体的距離を保つ)の上、取材した。

1、Too Good To Go(トゥー・グッド・トゥー・ゴー)

1つめは、Too Good To Go(トゥー・グッド・トゥー・ゴー)だ。これはデンマーク発祥のアプリで、ヨーロッパを中心として10数カ国に広がっている。筆者もデンマークで取材してきた。飲食店や加工食品のメーカーで発生した余剰食品を、アプリを通して一般消費者に販売するサイトだ。

参考:

企業の賞味期限表示を改善した!食品シェアアプリの元祖 ヒュッゲの国デンマークのTooGoodToGo

デンマーク・コペンハーゲンにあるToo Good To Goのオフィス兼ショップ(筆者撮影)
デンマーク・コペンハーゲンにあるToo Good To Goのオフィス兼ショップ(筆者撮影)

ここでは「魔法の箱」といって、何が

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気候変動が深刻化し、SDGs(持続可能な開発目標)が注目されていますが、対応に悩む企業も多いです。著者は企業広報に14年半、NPO広報に3年従事の後、執筆や講演を通して食品ロス問題を全国に広め、数々の賞を受賞しました。SDGsが掲げる17目標のうち、貧困や飢餓、水・衛生、生産・消費など、多くの課題に関わる食品ロスの視点から、国内外の事例を紹介し、コスト削減や働き方改革も見据え、何から取り組むべきか考えます。

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奈良女子大学食物学科卒、博士(栄養学/女子栄養大学大学院)修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン(株)、青年海外協力隊を経て日本ケロッグ広報室長等歴任。311食料支援で廃棄に衝撃を受け誕生日を冠した(株)office3.11設立。「食品ロス削減推進法」成立に協力した。世界資源研究所(WRI)とオランダ政府が運営し食品ロス削減を目指すチャンピオン12.3メンバー。著書に『賞味期限のウソ』『食品ロスをなくしたら1か月5000円の得』。食品ロスを全国的に注目されるレベルまで引き上げたとして第二回食生活ジャーナリスト大賞食文化部門/Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018受賞

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