ジャパンSDGsアワード受賞企業はどのような取り組みを行っているのか?SDGs世界レポ(15)
井出留美食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)
(写真:つのだよしお/アフロ)SDGs達成のために優れた取り組みを行う企業や団体を表彰するジャパンSDGsアワード。表彰される中でも最優秀賞に相当するのが、SDGs推進本部長賞(内閣総理大臣賞)だ。これを受賞した企業はどのような取り組みを持って受賞したのだろうか。
そこで、第二回ジャパンSDGsアワードで内閣総理大臣賞を受賞した、株式会社日本フードエコロジーセンターの取り組みを紹介したい。スーパーやコンビニ、百貨店などで、商品として売れなくなった商品(食品ロス)を、豚のエサ(液体の発酵飼料)にリサイクルし、畜産業者に提供している。
この記事は有料です。
メディアが報じない世界の食品ロス情報 SDGs世界最新レポートのバックナンバーをお申し込みください。
メディアが報じない世界の食品ロス情報 SDGs世界最新レポートのバックナンバー 2020年4月
税込220円(記事5本)
奈良女子大学食物学科卒、博士(栄養学/女子栄養大学大学院)、修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン、青年海外協力隊を経て日本ケロッグ広報室長等歴任。3.11食料支援で廃棄に衝撃を受け、誕生日を冠した(株)office3.11設立。食品ロス削減推進法成立に協力した。著書に『食料危機』『あるものでまかなう生活』『賞味期限のウソ』『捨てないパン屋の挑戦』他。食品ロスを全国的に注目させたとして食生活ジャーナリスト大賞食文化部門/Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018/食品ロス削減推進大賞消費者庁長官賞受賞。https://iderumi.theletter.jp/about