【防災備蓄のローリングストック! 時短&おいしい超簡単レシピ】認知症予防、アンチエイジングや骨活も! 抗酸化成分が豊富な鮭缶は、40代、50代の味方!
魚の缶詰の健康効果を取り入れつつ、ローリングストックを実践するという欲張り企画。管理栄養士・防災食アドバイザーの今泉マユ子さんに、防災用に買った缶詰を持て余している編集部のギリコが、簡単レシピを教わる。今回は、アンチエイジングに役立つ抗酸化成分たっぷりの鮭缶を使って、簡単鍋を作る。
鍋料理にも缶詰は便利!カセットコンロを準備して、非常時に身も心も温まる食事を
今泉:ギリコさんは、防災グッズとともに備蓄食材もしっかり準備していますね。 災害時、都市部では避難所が不足するため、「在宅避難」を求められることもあるといわれています。そんなとき、電気やガスは止まっていると考えられるので、卓上のカセットコンロがとても役に立ちます。ギリコさんのお宅には、卓上カセットコンロとカセットボンベはありますか? ギリコ: もちろん、あります! 今泉:さすがです。卓上カセットコンロは、災害時には必須といえるくらい役に立ちます。缶詰は開けただけで非加熱でも食べられるものですが、冬場はもちろん、夏でも雨が降ったりしてちょっと肌寒い日もあります。そんなときは、温かい食べ物を少しお腹に入れるだけでも、体も心も癒されて元気が出てくるものです。ぜひ、準備しておいていただきたいですね。 ギリコ:どのくらい準備しておいたらよいでしょうか? 私はついつい防災グッズが増えすぎてしまう傾向にあるので、適量を知りたいです。 今泉:カセットボンベについて、国は、一人当たり1週間で6本くらい用意しておく必要があるとしていますよ。
ギリコ: わかりました! しっかり用意しておきます。食材に関しては、ここにあるような缶詰やレトルト食品を準備してあります。「防災食」とうたって売っているものではないのですが、これでよいでしょうか?
今泉:それは正解です。私も実は、10年以上前、防災食の研究を始めた頃、防災食を購入して試食するようにしていました。いろいろなお店の防災コーナーに毎月足を運び、防災食の種類や味を知る努力をしましたが、数カ月すると「これは続けられない」と気がつきました。 というのも、まずは値段が高いです。例えばレトルトカレーも、「防災食」として売られているものは、保存期間が長いなど備蓄には便利ですが、そればかりでそろえるのは、家計への負担が大きすぎます。 そして、防災食だと思うと「非常用」としてしまい込んだままになってしまい、賞味期限が迫ってきて慌てて食べる、というのが結構ストレスになるんです。それで、こうしたことを繰り返していると、買い足す気が起きなくなってしまう…。思い当たる方も多いのではないでしょうか。 また、防災食は食べ慣れた味ではないので食事がストレスになりかねないなという気もしました。普段食べ慣れているものを備蓄しておいて、ローリングストック(備蓄食材を普段の食事で消費する)を、おいしく、楽しく実践していただけたらと思います。
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