「ソーセージに切り込みを入れるのは間違い?」大手メーカーに教わる“最高に美味しい”ウインナーの調理法
「美味しそうなウインナー」と言われると頭に浮かぶのは、切り込みが入ってよく焼かれたものではないでしょうか?あるいはタコさんの形状になったもの、ケチャップやマスタードなど調味料を絡めたものという方もいるかもしれません。「実はそれ、ウインナーのおいしさを損ねています」と話すのは大手ウインナーメーカーの丸大食品担当者。メーカーの考える「最高に美味しいウインナーの調理法」とはどのような方法なのでしょうか? ⇒【写真】大手メーカーに教わる“最高に美味しい”ウインナーの焼き方を詳しく、画像を見る(全7枚)
「ウインナー=切り込みを入れるもの」はどこから来たか?
ウインナーを食べよう!と思った際に、何本か切り込みを入れてから焼く方は多いと思います。しかし、切り込みを入れて焼くのは世界でも日本だけらしい。 諸説あるようですが、初めてウインナーに切り込みを入れたのは、料理研究家の尚道子さんだと言われています。タコさんウインナーを考案した尚道子さんは、「箸で取る時に滑りにくくするためにウインナーの切り込みを入れた」と話しているそうで、美味しさのためではなかったとのこと。しかしこれがいつしか「ウインナー=切り込みを入れるもの」というイメージにつながったようです。
切らない!切り込みを入れない!調味料をつけない!が最高に美味しくなるコツ
大手ウインナーメーカーの丸大食品担当者によると、ウインナーの美味しさを最大限引き出す調理法は「①切らない、②切り込みを入れない、③調味料をつけない!」だそう。 「ウインナーを半分に切ったり細かく切ったりしてしまうと、ウインナーの肝となる『パリッと食感』がなくなってしまいます。また、ウインナーに切り込みを入れて焼くと途中で中の脂が出てしまうためウインナーの旨みが逃げてしまいます。そもそもウインナーは既に調理済みのものを販売しているので、しっかり焼かなくても食べられますよ」(丸大食品担当者) そして、ひと口目は調味料なし、がおすすめとのこと。 「ウインナーはそのままでもおいしく食べられるように味付けが工夫されています。ひとくち目は、何もつけずそのまま食べてみてほしいですね」(丸大食品担当者)
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