愛知「住み続けたい街ランキング2024年版」住民評価1位は覚王山が連覇!
2位は「住み続けたい自治体」1位の長久手市の街、3位は注目のスポーティーな街
2位以下の街についても見ていこう。 2位「はなみずき通」は「住み続けたい自治体ランキング」で1位の長久手市の街。トップ10内で唯一、名古屋市外からランクインした。「はなみずき通」は、『ジブリパーク』にも直通の愛知高速交通東部丘陵線リニモ(磁気浮上式リニアモーターカー)の駅で、その名の通り、春には街路樹のハナミズキが白い花を愛らしく咲かせる街だ。長久手市西部に位置し、名古屋市営地下鉄東山線の駅でもある「藤が丘」の隣駅なので、名古屋と長久手の中心部どちらへも行きやすい。「街の魅力 駅ランキング」内の「今後、街が発展しそう」の項目で3位、「子育て環境が充実している」で9位、「雰囲気やセンスのいい、飲食店や個人商店がある」項目でも7位にランクインしている。
3位の「桜山」は、2022年の73位から3位へと、順位が大幅にジャンプアップ。「住み続けたい自治体ランキング」5位の名古屋市瑞穂区に所在し、「街の魅力」では「子育て環境が充実している」項目の7位や、「街の住民がその街を好きそう」項目の6位にも選ばれている。地下鉄桜山駅7番出口を出るとすぐ、御器所方面にかけて桜山商店街が広がる買い物環境も魅力だ。ランチやディナーを楽しめるだけでなく、大半の店舗がテイクアウトに対応しているため、唐揚げや豚カツ、ハンバーグなどのお店の味を持ち帰ることができる。2023年11月には桜山交差点角に、クリニックや薬局が入った『クリニックモール桜山』が開業し、ますます便利な環境になった。
ちなみに、10位の「瑞穂区役所」と「桜山」は隣同士。瑞穂区は、陸上競技場やテニスコート、プールなどのスポーツ施設が集まり、これまでにはプロサッカーチーム「名古屋グランパス」の試合が行われた『パロマ瑞穂スポーツパーク』があるスポーティーな街。週末には学生から社会人までを対象にさまざまな大会が開かれているほか、各種スポーツ教室も開催される。現在は一部が改装中で、2026年開催のアジア競技大会に向けて新たな競技場が建設されていて、競技場とレクリエーション広場が8の字のループで繋がる計画が進行し楽しみだ。桜山の「街の魅力」1位に「散歩・ジョギングしやすい」という項目が挙げられているのも納得。