愛知「住み続けたい街ランキング2024年版」住民評価1位は覚王山が連覇!
前回から順位が50位以上アップした街の魅力とは……
今回は3位の「桜山」の他にも、2022年の前回から順位が大きくアップした街がいくつか見られた。順位を伸ばした理由は何か? その魅力を探ってみよう。 まず、前回84位から5位へと大きく順位を上げたのが名鉄瀬戸線の「森下」。こぢんまりとした無人駅ではあるが、実は中心地・栄のある「栄町」駅へ直通という穴場だ。徒歩圏内に日本庭園の『徳川園』や『徳川美術館』などの名所があり、スーパーやコンビニエンスストアも。また、一駅隣には2020年に駅前の商業施設『ミュープラット大曽根』が誕生した大曽根駅があり、ショッピングやグルメも充実した。「住み続けたい自治体」2位の名古屋市東区に位置し、「栄」のある中区や子育て世帯に人気の千種区とも隣接する便利な街だ。
次に、前回120位から8位へと飛躍した「国際センター」にも注目。「住みたい自治体ランキング」で12位の名古屋市中村区に位置し、リニア中央新幹線の計画路線に近い立地。名古屋駅の隣駅であるため、地下街『ユニモール』を通れば、天候を気にせず徒歩で行き来できる。駅直結の『名古屋国際センタービル』は、市内の国際交流の総合拠点施設で、国内外の情報を発信するほか、外国語の図書の貸し出しなども行っている。また、駅徒歩約5分の場所に民間市場の『名古屋駅前柳橋中央市場』があり、一般客も買い物が可能。プロが目利きした魚介などの生鮮食品が日常的に手に入るのは大きなメリットだ。市場内で早朝から営業するラーメン店や海鮮丼の店、屋上でオープンしている海鮮BBQ&ビアガーデンなど、ここならではのグルメも人気が高い。
さらに、「町並み保存地区」に指定されている四間道をはじめ、西区の那古野エリアも徒歩圏。名古屋で最も古い商店街ともいわれる円頓寺商店街にはおしゃれなカフェやバル、ボルダリングジムなどが並び、新旧の魅力が交差する。毎年11月に行われる「円頓寺秋のパリ祭」をはじめ、センスが良く個性的なイベントも住民の楽しみになっている。