大阪市・松井市長が定例会見7月1日(全文1)近いうちに一度目接種の予約を一時停止
大阪市の松井一郎市長は1日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市・松井市長が定例会見(2021年7月1日)」に対応しております。 【動画】大阪市・松井市長が定例会見(2021年7月1日) ◇ ◇
万博の大口協賛金獲得のための業務協力者を募集
司会:それでは市長定例記者会見を開始します。市長、よろしくお願いします。 松井:まず2025年大阪・関西万博における地元パビリオンへの大口協賛金の獲得のための業務協力者の募集についてです。2025年大阪・関西万博において、地元大阪としてパビリオンを出展するために、大阪市、大阪府、経済界などと、今年2月に設立した大阪パビリオン推進委員会において、どのようなパビリオンにするのか、建物にするのか、どのような展示を見せられるのか、どのような体験をしてもらうのかなどの検討を進めているところです。 推進委員会では森下総合プロデューサーの下、ヘルスケア、先端予防、ドック、未来の病院、先端医療展示、食、レストランなどのテーマ別にワーキンググループを立ち上げ、それぞれを専門とする方々にディレクターに就任していただき、先週から活動を始めています。大阪パビリオンのテーマ、「REBORN」を具体化し、あっと驚くようなパビリオンにするためには、企業の優れたアイデアや最先端の技術が不可欠です。
大阪市教育支援センター新大阪をリノベーション
そのためにこうしたアイデアや技術をお持ちの企業の参画を求めていきます。われこそはと思われる企業は大阪パビリオンの出展を機にビジネスチャンスを広げるための事業プランやメリット等に応じたご負担も含め、ご参画を検討いただきたいと考えています。本日よりこういった大規模な出展と併せて、協賛を検討される企業との調整等を行うために業務協力者を募集いたします。業務協力者の募集については、詳細はホームページ等でお知らせをいたします。 次に大阪市教育支援センター新大阪のリノベーションについてです。大阪市教育委員会事務局は教育支援センター、いわゆる適応指導教室について、教育支援センター花園の登録者数の増加に伴い、令和3年度から東淀川区に教育支援センター新大阪、生野区に教育支援センター桃谷を開設しています。教育支援センターは、学習に意欲はあるが不登校となっている児童・生徒への学習支援および教育相談の充実を図るとともに、学習の場を提供することを目的としています。教育支援センター花園はIKEA鶴浜の協力の下、教室をリノベーションし、令和2年6月に開設をいたしました。令和2年度末までに62名の生徒が登録をし、心理的不安の解消や学習の相談、支援等を行い、37名の生徒が延べ866日出席扱いとなるとともに、在校生との連携により中学3年生11人全員が進路を決定することにつながりました。 利用する生徒や保護者の方からの声も、教室のリノベーションが生徒により良い影響があったと、こう聞いています。このため教育支援センター新大阪でもIKEA鶴浜の協力の下、心理的負担の軽減が図れる居心地のいい空間の創出をコンセプトにリノベーションをいたしました。当該教室は本日から利用再開しています。令和3年度から各教育支援センターでは小学生の受け入れも行っており、登録者枠に余裕があります。興味を持たれた児童・生徒や保護者の方は見学もできますので、在籍する学校か教育委員会事務局にご相談をいただきたいと思います。引き続き不登校児童・生徒の個々の状況に応じたきめ細やかな支援に取り組んでまいります。 次に西成の傾斜地の住宅崩落、斜面の崩落の対応ですが、昨日、大林組と緊急仮契約を行いました。その後、業者と建設局との間で施工方法について協議を行い、家屋の引き倒しは7月の7日火曜日に行うということになりました。この家の解体は前面道路から重機により押し倒していきますが、崩れる方向を制御するために下側にもワイヤを設置して同時に倒します。その手順については次のとおりです。