今年流行る食べ物は? 2025年のトレンドグルメを大予想!
令和の「ニラソバ」
昔からあるメニューですが、SNS時代にヒットしそうなのが「ニラソバ」。SNSでバズっているのが「百年本舗 秋葉原総本店」。仕上げに熱々の牛脂をかけるのが動画映えします。
食べログマガジンで紹介したのは2024年9月オープン、お茶の水の「レバニラ中華 満腹」。昨年オープンとは思えないほど昭和感のあるビジュアルです。「麺屋 我論」の「ニラメン」はニラを丸ごと1束使用!
このニラソバブームで昔から提供しているお店も改めてスポットを浴びそうです。銀座「上海料理 四季陸氏厨房」の「香りニラそば」、根津「BIKA」の「韮菜湯麺」、練馬「中華料理 多来福」の「ニラそば」、神保町「中華料理 餃子の店 三幸園」の「にらそば」など、名作はたくさんあります。
行列の先には「炊き立てご飯定食」
土鍋や釜で炊き立て定食のご飯を提供するお店が増えています。昨年6月オープンの高田馬場「炊き立てあり〼」は炊きたての羽釜ご飯を1人1釜提供! 季節ごとに厳選したお米は店内で精米するこだわりよう。
6月に築地から銀座に移転した行列カレー店「一体感」は土鍋ご飯と欧風カレーの組み合わせが大人気。7月オープンの渋谷「出汁林」も定食のご飯を土鍋で提供。SNSでバズり、行列店になりました。
博多で大人気の居酒屋「田中田」の新店舗が11月、外苑前に定食屋「米田中」をオープン。マグロは「やま幸」のものを使い金額は全て2,000円超えと、ワンランク上の定食ですが、週末には行列もできるそう。 日本人の大好きな「ご飯」を炊き立てでおいしく食べさせてくれるお店が増えるのはうれしいですね。
映えて癒やされる、都心の「庭園レストラン」
風景も飲食店の楽しみのひとつですが、SNSの普及でその意味合いがより一層強まっていく予感がします。 シズル感のあるお料理の動画が溢れている中、次なる差別化としてインフルエンサーが目をつけているのが内観や外観などを含めたお店の雰囲気。特に都会なのに緑あふれる「庭園レストラン」はこれからますます人気になりそう。