「なぜ飛行機があるのに…」「本気で止めようと思っていない気がします」 ドイツ人やフランス人、アメリカ人が日本の公共交通機関を大絶賛したワケ
日本の公共交通機関は、海外でも高く評価されています。とくに電車の利便性や快適さ、正確な運行、それを利用する日本人利用者のマナーの良さに驚く訪日外国人は少なくありません。2024年に日本を訪れた外国人が絶賛した日本の電車について、反響が大きかった3つを振り返ります。 【写真】「本気で止めようと思っていない」とフランス人が日本で驚いた光景の写真 ◇ ◇ ◇
自然が好きなドイツ人 沖縄から北海道までをめぐる旅
「なぜ飛行機があるのに…」 ドイツ人女性が驚いた日本の公共交通機関 利用して訪れた場所とは スイスから日本へやってきた、ドイツ人のキャロラインさん。1か月ほどの滞在で、日本の豊かな自然を楽しんでいました。なかでも印象に残っていたのは、北の大地・北海道。しかも、キャロラインさんは意外な交通手段を使って向かったといいます。 「海中を走る青函トンネルを通ってみたくて、私は新幹線で行きました。日本の公共交通機関はとても便利ですが、なぜ飛行機があるのにあんなに長いトンネルを掘ったのか、ある意味クレイジーですね」 長いトンネルを抜けた先に見える景色に、ロマンを感じずにはいられなかったキャロラインさん。移動中に見た日本の雄大な自然に、大きなパワーを感じることができたようです。
フランス人が「本気で止めようと思っていない気がします」と驚いた光景は
「本気で止めようと思っていない気がします」 フランス人が日本のマナーに感動 駅で驚いた光景とは フランスからやってきた、友人同士のトーマスさんとエリックさん。日本での旅行中、電車を利用し、さまざまな場所へ足を運びました。ふたりには、日本の電車を利用する際に驚いたことがあったようです。 「みんなきちんと切符を購入して通っているから問題ないけど、そもそも自動改札のゲートは本気で止めようと思っていない気がします。フランスだったら、間違いなく不正に通ろうとする人たちばかりになってしまいます」 海外では、エリックさんの言うように不正をする人がいるため、改札機をあえて通りづらい設計にしたり、簡単に通り抜けできないよう頑丈な作りにしたりしているところも。日本ではルール違反をする人がいないことに、感激している様子でした。