今年流行る食べ物は? 2025年のトレンドグルメを大予想!
一方で洗練された進化系タイ料理も要注目です。昨年2月にオープンした「Modern Thai CIEL 北参道」はバンコク5つ星ホテル出身のシェフによる、本格的なタイ料理と日本の季節の食材を融合させたモダンスタイルのタイ料理。
6月オープンですでに食べログ3.71をマークする(2024年12月時点)のは神保町の「KHAO」。名古屋からミシュランの星を取るために東京に進出したそう。コース 16,500円(サービス料別)とタイ料理ではかなり高額な設定ながら、洗練された味わいの虜になる人が続出です。
10月に六本木にオープンした「BIANCHI(ビアんち)」は食べログマガジンの「2024 食通が惚れた店」でも複数の食通が「今年一番おいしかった!」と挙げたお店。世界中を食べ歩いてきたフーディー、ビアさんが手掛けるタイ料理です。一押しメニューは、厳選した生産者から仕入れる黒さつま鶏を使った「ガイヤーン」です。
ハイレベルな料理で魅了する「オーベルジュ」
地方の食材を使った「デスティネーションレストラン」がここ数年注目されています。せっかく遠くまで行くのであれば、お腹いっぱいになった後、そのままベッドにダイブしたらもっと幸せですよね。
私も最近は宿泊も併設したオーベルジュスタイルのレストランに興味津々です。昨年訪れて感動した富山の「レヴォ」にはぜひ宿泊で再訪したいですし、石川県小松の廃校をリノベーションした「Auberge eaufeu (オーベルジュ オーフ)」も糸井章太シェフのお料理が素晴らしかったです。
昨年、フーディーがこぞって訪れた群馬県の「VENTINOVE」は薪火の竈を使う肉料理が評判です。佐賀にある「御宿 富久千代」は日本酒「鍋島」の蔵元・富久千代酒造が営む宿で、併設のレストラン「草庵 鍋島」は食べログ4.23超えをマークしています(2024年12月時点)。 夏に訪れた徳島の「ペルトナーレ」は古民家をリノベーションした1組限定のオーベルジュで地産地消のイタリアンを堪能できました。