考察『光る君へ』18話 道兼の死に涙するとは…玉置玲央に拍手を!まひろ(吉高由里子)は人気ないらしい道長(柄本佑)に「今、語る言葉は何もない」
それでも言わせてほしい
政の頂に立ち、まひろの言葉を思い返す道長。そしてその言葉を聞いた、あの場所に足を運んでみると…まひろがいる! 「昔の己に会いに来たのね」「でも今、語る言葉は何もない」 熱い気持ちを振り切るのではなく、胸掻きむしられるような切なさでもない。もっと別の思いだ。ふたりはそれぞれ、自分の志を目指すのだと……それでも言わせてほしい。 「帰るのかよ」 六条の廃墟は、これから「帰るのかよ屋敷」と呼びたい。 次週予告。 疫病、いまだおさまらず。道長と伊周、歴史に残る諍いが映像化。泣いた伊周。中宮・定子の後宮にまひろが!? まひろ、裳着の儀式以来の正装! サブタイトル「放たれた矢」、やっちまう伊周・隆家兄弟。お久しぶりのあの御方が再登場!実資のいう「面白いこと」とはあの事件ですか。なんとまひろ、帝に拝謁叶う……! 第19話も楽しみですね。 ******************* NHK大河ドラマ『光る君へ』 脚本:大石静 制作統括:内田ゆき、松園武大 演出:中島由貴、佐々木善春、中泉慧、黛りんたろう 出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、吉田羊、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗 他 プロデューサー:大越大士 音楽:冬野ユミ 語り:伊東敏恵アナウンサー *このレビューは、ドラマの設定(掲載時点の最新話まで)をもとに記述しています。
文・ぬえ イラスト・南天 編集・アライユキコ
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