IR「反対派の意見も踏まえつつ進める」大阪・吉村知事会見6月15日(全文4)
2月28日までに府で出生届を出したか否かを基準に
司会:ほか、ご質問ある方。そしたら、2社ですね。日日新聞さんから。 大阪日日新聞:大阪日日新聞の椎葉です。ギフトカードの件で、ちょっと細かい質問なんですけれども、まず、出生届が提出されるお子さんの件なんですが、これについて例えば他府県から7月1日以降に親御さんが来て、その後生まれたお子さん、この方も対象になるということでよろしいんですかね。 吉村:それはもう、個別事例を言い出すとなかなか難しいと思いますので、どっかで基準日でつくっていかなきゃいけないと。おなかの中にいる赤ちゃんについては、2月28日までに大阪府で出生届を出されたかどうか、これを基準にさせていただきたい、そう思います。 大阪日日新聞:配布の方法なんですが、取りあえず1回目は7月下旬にということで調整されていると思います。それ以降は、たぶんおそらく、出生届が提出されたお子さんへの配布ということになると思うんですが、それは例えば月単位で五月雨式に送られるのか、それとも2月28日で切られた時点で、まとめて送る、3月末までにお送りするような、どういうふうなイメージを持たれてますでしょうか。 吉村:そこは、じゃあちょっと担当から話をさせてもらいます。 B:その辺りは市町村さんの住基データの取り扱いの関係もございますので、今現在、調整中でして、複数回には分けて配布はしたいなとは考えておりますけれども、調整中ということでお願いしたいと思います。 大阪日日新聞:じゃあそしたら、2月28日までにどっかに、別に、転出してしまったお子さんとかも、たぶん発生するかもしれないんですが、そういうことに対してもまた調整しながらということですね。 B:そうですね。はい。 大阪日日新聞:了解しました。あと、ちょっとこちらは、今度は。
IRに関する住民投票実施についてどう思うか
吉村:ちょっと待って。さっきの、2月28日までに出生届が出るパターンで、転出する場合って、2月28日までに大阪府内に出生届を出されたら、それは対象になるっちゅうことですよね。 B:そうですよね。 吉村:あまり、だから転出・転入っていうのは、この6月末っていうのはちょっと、ここは1個区切らせてもらいますけど、ちょっとここ、転出と転入はここを基準にさせてもらいたいと思います。なので、いや、これじゃあ7月1日に大阪に転入してきたやんか、と。なんで、対象外っておかしいやんか、という意見があるかもしれないけども、ちょっとここはもう基準日をつくらないと、この事業ってなかなか実行できないですから、もうここは基準日をつくりますと。それが6月30。だから逆に言ったら、転出する人もそうです。だから6月30日、今月の末で大阪にお住まいの方、住民票をお持ちの方っていうのが、基本的に基準になると。 ですので、できるだけ、ひょっとして、住民票がまだの人はできるだけ早くやってもらいたいし、その後いろんな事情で転出・転入のある方は、ちょっと対象、考慮外にさせてもらいたいというふうに思ってます。 大阪日日新聞:お子さんについては、そこら辺のところはもう、これから調整しながらということで、できる限りお渡しできるようなシステムを組んでいくっていうことで。 B:はい。 大阪日日新聞:分かりました。あと、ちょっと発表項目ではないし、あらためてのお伺いになってしまって恐縮なんですが、IRに関しての住民投票の件でまたあらためてお伺いしたいんですけれども、6日の日に知事、ぶら下がりの会見だったと思うんですが、住民投票については否定的な見方をされてたと思います。ちょっと時間がたった中で、あらためて聞いて恐縮なんですが、今も、例えば住民投票20万筆集まってきておりますが、実施というふうなことに関しては、どういうふうに思われていますでしょうか。 吉村:まずこれは、この間、当然、私自身もそうですし、大阪府議会、議会も880万府民の代表として、この議場に来てさまざまな議論をしてます。これは僕もそうだし、府議会の皆さんもそうです。その中で国の法律があり、そして当然、僕自身も公約にも掲げ、そしてこのスキームを組み、そして公募等も行い、事業者が決定をいたしました。そして、こういった内容でという具体的な中身ももう発表してるとおりです。そしてこれをどうするかということについて、誘致するということを府議会においても議決して、決定をいたしました。今、それを国に認可申請をしているという、まさに大阪府としては方針を決定したあと、国に申請をしてるという段階です。