立憲・枝野代表が会見 代表辞任へ(全文3完)記者会見は中立的立場の報道機関に説明する場
記者差別、排除につながる問題発言ではないか
横田:フリーの横田一ですけども、今の南さんの質問と同じなんですが、これ、はっきり言って記者差別、排除につながる問題発言だと思うんですが、時間が長ければ何分以内にするとか、注意すればいい程度の話を代表を辞めるときの引き継ぎ事項として投げ掛けるのはいかがなものかと、排除発言から生まれた立憲民主党の代表とは思えない暴言だと思うんですが、撤回なさるお考えはないんでしょうか。 枝野:ですから引き継ぎ事項なんです。決定権を持ってない私が問題意識を次の執行部にお伝えするので、どういう判断されるかは次の執行部だと思っていますが。 横田:文書で示していただけますか。 枝野:はい? 横田:文書で示していただけますか。具体的にどういう問題があって、どういう弊害があったから、そういう申し伝えをするんだと。具体的に根拠のないままに、今のIWJの質問だけで。 枝野:実際、先ほどのご発言は完全にご自身やご自身に託されたご意見の開陳の部分が圧倒的長くて、同じことをお聞きになって、私の見解を聞きたいのであれば、まったく1分で済む話だったと私は思っています。 横田:だったら事前に注意して、今後は控えるようにで、それで済む話で。 枝野:毎回、それに対するいらだちはお示しをしてきましたが、代表を離れるのでちょっとはっきりと申し上げただけです。 司会:報道担当として重く受け止めたいと思います。私の仕切りも含めて、総括をしてまいりたいと思います。ほかよろしいでしょうか。趣旨を踏まえて。
会見の少なさが伝わらない原因では
堀田:フリーの堀田です。どうもご苦労さまでした。これ、辞める何カ月前というのは、会見を毎日のように政権取ったらどうするということはありましたけども、2017年の立憲民主党ができてから、枝野代表の会見というのは月に1回でしたよね。そのほかに地方に行くとか、そういうときぐらいがあるからということで、枝野さん言ってましたけども、今後、枝野さんの考えとしては、いろんなことが伝わらないということを今、正確に伝わらないということなんかもありましたけども、会見等が少ないということが、その原因になっているとは思われませんか。 枝野:1つの見方として、それはありうると思っているので、私はこうしたけど、それに縛られないでいいですよと、あえてそこまで引き継ぐ必要あるか、言う必要があるかどうかは別としても、私はこういうやり方で4年間やってみたと。選挙とか必要に応じて頻度を上げていけばいいというやり方で考えましたし、できるだけ、わが党、多士済々、執行部の中だけでも従来からもいましたので、いろんなメンバーが発信をさせていただくということが大事だと、私は判断してやってきましたが、これが絶対だと思っているわけではないので、次の執行部がどういう判断をするか。そこはフリーに考えてくださいということを実質的には、直接言うかどうかは別として、【サカガミ 01:11:32】さんから伝えてもらえると思います。 堀田:要するに月に1回、枝野さんがいろんなところに行ったあとで、ぶらをやるというのは私どもも知っておりますけども、はっきり言って大手マスコミのように金がないもんですから、全部付いていけません。それはわれわれの努力がいけないんですよね。金がないということは正直言って、われわれがいけないんですけども、そういうのを補うために、次の代表には毎週会見をやってくださるようにとかいうことを言っていただくわけにはいきませんか。 枝野:そういう声もあるし、私もこれが絶対だと思ってやってきたわけでは必ずしもありません。頻度が多い場合と少ない場合とプラスマイナス両面ある中での1つの判断でした。それが正しかったかどうか。絶対正しかったと必ずしも思っていません。ですので、フリーに考えてほしいと。実際にそういう声もいただいたということは、事務的にはちゃんと次の執行部に伝えてもらえると思います。 堀田:どうもありがとうございました。 司会:ありがとうございました。それではこれで会見を閉じたいと思いますが、よろしいでしょうか。 枝野:4年間お世話になりました。ありがとうございました。 司会:ありがとうございました。 (完)【書き起こし】立憲・枝野代表が会見 代表辞任へ