立憲・枝野代表が会見 代表辞任へ(全文2)ボトムアップの政治は道半ば
立憲民主党の枝野代表は12日、両院議員総会終了後に会見を開いた。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「衆院選の結果を受け 党代表辞任へ 立憲・枝野代表が会見(2021年11月12日)」に対応しております。 【動画】衆院選の結果を受け 党代表辞任へ 立憲・枝野代表が会見(2021年11月12日) ◇ ◇
連合との関係をどう評価するのか
NHK:すいません、NHKの並木と申します。先ほどから、共産党との関係に関する質問が相次いでいると思うんですけれども、一方で連合との関係に関して、連合会長は選挙戦中にも共産党との関係については、くぎを刺すと言ったらあれですけど、そういった発言もあったかと思います。今後、その連合との関係っていうのは枝野さん、これまでのまず連合との関係をどう評価するかというのと、今後どうあるべきかというのは、どうお考えでしょうか。 枝野:今回の選挙までに至るさまざまな我が党の行動については、その時点で連合の執行部の皆さんにはきちっとご理解をいただいた中で選挙戦を戦うことができましたし、全国各地で連合の皆さんの一体のなった応援をいただいて、そのことで当選をした仲間がたくさんいるということで連合の皆さんには感謝をしています。 NHK:国民民主党との関係なんですけれども、当初の合流の経緯からして、一部、国民民主党に残られたというか、新しく国民民主党を立ち上げられたわけですけれども、そこの国民民主党との今後の関係、あるいはさらに例えば合流を目指すべきなのかとか、そういったところお考えあったらお伺いできますでしょうか。 枝野:今後の関係などについては、それは今、辞めた代表がこれから新しい代表を選ぶのに、何か申し上げるべきではないというふうに思っています。
新代表に期待することは
NHK:当時、国民民主党が一部残ってしまったことについての評価っていうのはいかがですか。 枝野:これも、それぞれの政治家の皆さんの判断ですから。私は先ほど申しましたとおり、今の選挙制度を取っている限りは、そう一定の幅の中で1つの政党であるべきだし、違いがあっても共有できる部分で共有して、できるだけ1対1の構造をつくるということが、選挙制度から要請されていると私は思っていますが、それはそれぞれの政治家の判断ですので。 NHK:さらに1点すいません。今後、先ほどはちょっと農政に限定したお話だったんですけど、代表選で論戦を、今後、代表選での論戦で期待すること、あるいは新代表に期待すること、それとあと、ご自身の政治活動について今後どのようにしていくのかというのをお伺いできますか。 枝野:次の執行部は、これは私が申し上げるまでもなく、この選挙の前以上に、複雑な連立方程式を解いていかなければならないと。その複雑さは増していると思っておりますが、いずれにしても、常にこうした複雑な連立方程式の中で政治って動いていくので、そこをうまくさばいて国民の皆さんの期待を得られるような発信をして、進んでいってもらいたいということに尽きます。 私自身は、すいません、時々、強調しておりましたとおり、この間の自民党の総裁候補の誰よりもまだ私は若うございますので、特にこの4年間、得難い貴重な経験をさせていただきましたので、もうすでに両院総会でも申し上げましたが、私でお役に立つことがあれば、全国各地、少し身軽な、気楽な立場になりましたので、コロナがこういう状況であれば、この2年分、いろいろと仲間の応援になるようなことがあれば、やっていきたいと思っておりますし、あと端的に申し上げて、やっぱり4年、選挙区に帰らないとなかなか、特に都市近郊で、地方の従来型、個人後援会型の選挙は通用しないところだと思っているので、そういった意味では、ちょっと地元活動を、4年分を1年ぐらいで取り返したいなと思っています。 司会:ほかいかがでしょうか。じゃあ、そちらと、南さん、で、横田さん。