小池都知事が記者会見10月30日(全文2完)大阪市民の判断見守りたい
東京都の小池百合子知事は30日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「小池都知事「新型コロナのPCR検査、12月上旬までに1日6.5万人を目指す」(2020年10月30日)」に対応しております。 【動画】小池都知事「新型コロナのPCR検査、12月上旬までに1日6.5万人を目指す」(2020年10月30日) ◇ ◇
都外患者が都内患者にカウントされる現状をどう思うか
共同通信:2点目なんですが、昨日のモニタリング会議でコロナの自主検査の広がりに伴って、東京都外の患者が都内の患者としてカウントされるケースが増えているという指摘がありました。各地の正確な感染状況の実態把握を妨げる可能性もあるかと思うんですけれども、知事はどのように捉えていらっしゃいますでしょうか。 小池:昨日のモニタリング会議、冒頭で大曲先生のほうからその指摘があったかと思います。唾液検査が可能になって、そしてクリニックは東京にあると。しかしそこに自費でもって検査してほしいという方々が、都外の方々もそちらのほうに自己採取した唾液の検体を郵送してこられる。で、都内の医療機関が検査を行ったわけでありまして、陽性となった場合は、これは都内の保健所に発生届を提出する、そういう手順になっているわけですね。感染症法上も。 ということで、そうした例は少なかったんですけれども、最近はこれらの自主採取の上での検査というのが、数が増えてきているということから、そうした方の数を除くことが都としてのモニタリング分析には必要だという、そのような判断をされたわけであります。日々の数値についてでありますけども、感染症法上に基づく報告基準というのがありますので、その実際の検体が何県からもたらされたかは関係なく、都としての陽性者のカウントにされていくと。全国統一のルールの下での発表ということでありまして、これらについても都からの陽性者として発表がなされていくということであります。 これは新たな状況でもありますので、国のほうもこれについては課題だと認識をしておりますので、今後どのような整理をしていくのか、検討が必要かというふうに都としても考えております。 共同通信:ありがとうございます。では各社の質問に移ります。知事から指名を受けた上で、所属と氏名を述べてから質問してください。では、よろしくお願いします。