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【空から撮った鉄道】1枚で写しきれないほどの大規模なスイッチバックを撮る 「立野スイッチバック」

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乗りものニュース

「ななつ星in九州」撮影の前哨戦

東側から撮影した「立野スイッチバック」全景。大分方面への列車は画面中央の立野駅から画面左上方向の引き上げ線へ向かい、折り返しで画面右下方向へ進む。スイッチバックをショートカットできる線路はなく、全列車ジグザクに往来する（2014年4月6日、吉永陽一撮影）。

　2016年4月に発生した熊本地震では豊肥本線も大きな被害が複数発生。長らく部分運休をしていましたが、2020年8月に全線復旧しました。その1ヶ所である「立野スイッチバック」を地震前の2014年4月に空撮。１枚では収まりきれないほどのスイッチバックでした。（写真13枚）

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写真：13枚
  • 立野駅を眼下に引き上げ線側を望む。画面中央付近では国道57号が横切り、熊本方面へ向かう豊肥本線はしばらく国道57号と併行する（2014年4月6日、吉永陽一撮影）。
  • 立野駅は外輪山の隙間を縫う白川沿いの場所にある。画面左上のはるか遠くには熊本市街、その手前には熊本空港の滑走路が見え、熊本空港から近いことがわかる（2014年4月6日、吉永陽一撮影）。
  • 続いて西側に回り、スイッチバックの引き上げ線側から阿蘇山を入れて縦位置で撮影をした。南阿蘇鉄道は立野駅を出てからすぐに「立野橋梁」を渡る。その先の画面右側上に赤く見えるのが選奨土木遺産に選定された「第一白川橋梁」である（2014年4月6日、吉永陽一撮影）。
  • 雄大な阿蘇山をバックに人吉行きの特急「九州横断特急3号」が市ノ川駅手前に差し掛かる。撮影時の「九州横断特急」は別府と肥薩線の人吉駅を結んでいた。列車名の号数は肥薩線にあわせたため、豊肥本線内は上り列車でも奇数であった（2014年4月6日、吉永陽一撮影）。

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吉永陽一（写真作家）