【空から撮った鉄道】名古屋駅の上空観察 2014年と2022年の空撮から
名古屋駅の東と西では対照的
北東側から撮影した名古屋駅。この頃の桜通口では「JPゲートタワー」や「JPタワー名古屋」を建設中。桜通口は高層ビルがそびえるが、写真奥の太閤通口では高層ビルはなく、中低層ビルがひしめく(2014年8月5日、吉永陽一撮影)。
名古屋駅は中京圏の中心となる駅であり、朝から夜まで新幹線、在来線、名鉄、近鉄がひっきりなしに発着し、東海圏最大の都市の玄関口にふさわしい多忙さを極めています。 デパートの入る1999(平成11)年竣工の駅ビル「名古屋セントラルタワー」が聳え、駅だけでなく名古屋そのもののランドマークになっています。桜通口は繁華街の栄、久屋大通、名古屋城など中心部へ向いており、駅前は大名古屋ビルヂングやミッドランドスクエアといった高層ビルがニョキニョキと立ち並んでいます。新幹線ホーム側の太閤通口は飲み屋街もあって、中低層ビルがひしめいており、駅を挟んで東と西とで対照的な姿となっているのも特徴です。
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吉永陽一(写真作家)