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【懐かしの国鉄写真】名鉄を見たあとは飯田線を全線乗り通す

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乗りものニュース

豊橋からはいったん神宮前とのあいだを往復

最初のショットは飯田線のシンボル的な存在といえるクハユニ56004。となりの電動車は旧モハ31のクモハ11形200番代で、この頃はまだ20mのクモハは少なかった(豊橋/1964年3月24日、楠居利彦撮影)。

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  • 平面ガラスで構成された前面は、小田急のNSEより精悍な印象だった。カメラを濡らさないようにしながらシャッターを切り、展望席に乗込んだ(豊橋/1964年3月24日、楠居利彦撮影)。
  • パノラマカーの展望席にはネオン管の速度計があった。下り勾配の手前を110km/hでノッチオフしても表示は変わらなかったから、110以上の表示は出ないようになっていたのかも知れない(場所不明/1964年3月24日、楠居利彦撮影)。
  • 雨は止まないが、神宮前の踏切でカメラを構えた。名鉄の電機では唯一の箱形車体であるデキ400形が単行で通過していった(神宮前/1964年3月24日、楠居利彦撮影)。
  • 3850系4連の準急栄生行き。戦後初のクロスシート車で、マルーンとクリームの塗分けもこの形式から始まった(神宮前/1964年3月24日、楠居利彦撮影)。

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楠居利彦(鉄道ライター)