コロナ分科会後、尾身会長が会見(全文1)「1密」だけでもリスク高まる可能性
下水のほうが先に探知できる
そういうようなことをすると、1つの可能性として、ある地域の感染が、新規の感染者がぐっと上がる前に、ここの下水のほうが先に探知できるので、早く対応ができるという、こういうことで、今、いろんな試みがされてるんで、これについてもぜひ応援してくださいと、国のほうは。ということがここに書かれています。次のスライド。 二酸化炭素濃度については、もうすでにわれわれ、申し上げているように、これ、今まで以上に換気というものが重要になっているというのはもう皆さん。そういう意味では、飲食店なんかでも定期的に、こういうものを付けとけば、あ、もう何ppmだなというような。われわれは一応は、産業医学のほうの知見を得て1000ppmというようなことを前、言ったと思いますけど、あれはアメリカですか。CDCですか。最近700とかっていうのを出してきたっていうのもちょっと補足、これはまだちょっとあとでチェックしますけど。 1000が金科玉条っていうことじゃなくて、いろんな知見が出てくれば、ということで。ともかくこういうこと、こういうテクノロジーと、科学技術ですね。こういうことをもう日本は、日本はあるわけですから、こういう技術が。 それを、今までCOCOAなんかでもいろんな試みがあったりして、ちょっといろいろ、障害があったりして、なかなかこれを普及するのに、一般の人の協力も得る必要がありますよね。十分説明するということが重要だと思いますけど、もうこれは本当に個人の情報をちゃんとしっかりやった上で、こういうことができれば、われわれはやっぱり、法律としての強さはないわけですよ、日本は。
時間も大事になったんじゃないのか
これが、ほかの国のようにロックダウンできるわけじゃない。国民の皆さんの協力でやってきたわけですけども、それで、その上にまだこういうQRコードみたいなことも、ほとんどほかの台湾なんかに比べて使ってないということで、結局は一般の市民の協力、努力ということにかなりの部分、それに負ってきたということがあるので、これからも当然、ワクチンがしばらく、みんなにいくまでは、一般の人、市民の努力も協力も必要ですけど。 もうそろそろこういう日本は、あるわけですよね。これをフルに活用する時代に来て、ワクチンがその先頭に走っている。そのあとこういう、先ほど申し上げたような科学と技術を駆使してやって、そうすると、日本の、一般の人も、なるほど、そうだ、少しは、今まで、少しというか、今まで十分協力していただいた、さらにもう一歩、ワクチンがみんなに行き渡るまでの、もうしばらくの間、協力を今まで、これだけ我慢してきた。もうしばらくという感じですね。に【ヨリョク 00:17:40】をしていただければ。そのためにはこういうことがぜひ、必要条件。これがないと、私はなかなか、国民は、国はいったい何をやってるんだと。 もちろんやっていただいたんですね、今までも。ずいぶんお金もいろんなところで予算も用意していただいたりしてますけど、こういうこともやっていただければと思います。以上、簡単ですけれども、もう1つのほうが、これで、こっちですね。これは、こういう変異株が出現した今、これも今までとは、それほど変わってませんけど、これ、最後ちょっと説明して終わりにしたいと思います。 こういうことで、皆さん、多くのウイルスが、こういうアルファ株で、従来株に比べて1.5倍、こういうふうに入院ということで、デルタ株も出ていて、デルタ株はアルファ株に比べて感染性が高いということが示唆されて、重症化のほうはちょっと分かりませんが高い可能性あるということで、そうなると、こういうことで、以上のようなことが生じているということですけれども、3密ということ、今まで言ってきましたけど、1つだけでも集団感染のリスクが高まるんじゃないかということ。 それから1つは、しっかりマスクなんかを掛けて、マスクを掛けてても、やっぱり今までわれわれは人数とか距離のことを言ってましたよね。だけどあまり、時間のことは多少は言ったけども、それほど重きを置いてなかったんですけど、どうも時間というのも大事になったんじゃないのかということです。