斎藤氏の疑惑調査の百条委・奥谷委員長がN党立花氏を告訴 立花氏は民事提訴の方針
兵庫県知事選に立候補していた「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏から、交流サイト(SNS)上で虚偽の内容を投稿され名誉を傷つけられたとして、県議会調査特別委員会(百条委員会)委員長を務める奥谷謙一県議が22日、名誉毀損(きそん)の罪で立花氏を刑事告訴した。一方、立花氏は、奥谷氏を相手取って民事訴訟を起こす考えを示した。 【写真】斎藤氏「ずっと一人ぼっち」雨中の演説で本音ポツリ 告訴状によると、10月31日~11月19日、X(旧ツイッター)などで、奥谷氏は悪人で噓をついたり、マスコミに圧力をかけたりして、告発文書を作成した県の元幹部が死亡した原因を隠蔽したという趣旨の虚偽の内容を投稿され、名誉を毀損されたなどとしている。 捜査関係者によると、奥谷氏は、自身の自宅兼事務所前で立花氏が演説した内容についても、脅迫にあたるとして県警に被害届を提出した。 一方、立花氏は22日に東京都内で記者会見を開き、「(奥谷氏は)私がデマを吹聴していると言っているので、遅くとも来週水曜日までに東京地裁に提訴する」と述べた。