「ワクチン接種後もガード下げないで」 尾身会長が呼び掛け
政府コロナ分科会の尾身茂会長は16日、記者会見し、新型コロナウイルスに対するワクチン接種が国内で進められていることに関連し、「自分はワクチンを打ったかもしれないけど、全部ガードを下げていいということではない」と述べ、接種後もマスクの着用など感染防止対策を継続するよう呼び掛けた。
会見で、尾身会長は「ワクチンの接種率が上がっている。『ワクチンをすれば何でも(して)いい』『安心だ』と思われるかも知れないが、ワクチン接種後も、国民の多くがワクチン接種を終えるまではもうしばらくマスクを着用したり、大人数の飲み会なんかを避け(て)」と主張。「もう少しみんな努力しましょうと言うことです」とも語った。