小池都知事が記者会見11月6日(全文1)11回目のコロナ補正予算を編成へ
東京都の小池百合子知事は6日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「小池都知事「医療従事者への手当てなど新たな補正予算を組む」(2020年11月6日)」に対応しております。 【動画】小池都知事「医療従事者への手当てなど新たな補正予算を組む」(2020年11月6日) ◇ ◇
今日の速報で重症者37名、新規陽性者242名
小池:まずはコロナ関係であります。新型コロナウイルス感染症対策でありますが、今日の速報で重症者37名、そして新規陽性者数が242名。その目安が3日前の検査実施件数になりますけれども、こちらは1464件となっております。そして新規陽性者数でありますが、65歳以上の高齢者が36人、感染状況、そして医療提供体制、ともに上から2番目、オレンジ色で先週からの変化はございません。 専門家の先生方の分析、評価でありますけれど、新規陽性者数と接触歴等不明者数が高い水準のまま推移していること、今後の動向に警戒が必要であること。また、重症化リスクの高い高齢者の割合が高止まりしている、そういう中で重症患者数は前週に引き続き今週も増加しているというコメントをいただいたところであります。そして季節柄、インフルエンザとの同時流行も見据えなければなりません。引き続きここはしっかりと手を緩めることなく、「防ごう重症化 守ろう高齢者」の対策など、警戒をしていただくことが必要になってまいりますので、よろしくお願いをいたします。
新型コロナ補正予算編成の検討を指示
そこで、第4回の定例議会、定例会を前にしまして、新型コロナウイルス感染症対策としての補正予算、これ11回目になりますけれども、その予算編成の検討を指示いたしました。感染の再拡大に供えまして、患者の受け入れ態勢を確保すること、それから最前線で今も頑張っておられます医療従事者の方々に対しての手当の支給などになりまして、また、医療提供体制の確保を中心として、具体的な内容、そして金額などについては検討を進めて、今月半ばには補正予算案として発表する予定といたしております。 濃厚接触者の感染経路でありますけれども、これは以前として同居をする方々からの感染が最も多いのが最近の傾向であります。要は家庭内にウイルスを持ち込まないということが肝要になります。外出先での基本的な感染防止対策がまず重要であるということを申し上げてきたわけでありますけれども、それを家庭のほうに持ち込まないということが重要であります。 そして年末年始を控える11月でありますけれど、大人数での会食の機会も増えることかと想定されます。そこで新しい日常の新しい会食、お食事のマナーを呼び掛けるために、飲食店などにこのようなポスターを掲示していただくように、こちらにありますけれども、これは違うか。作成いたしました。 お店を利用される皆さま方には長時間の会食、それから大声での会話を避けていただきたい。そしてまた食事中以外はマスクを着けるということをあらためてお願い申し上げます。そして、この、これはないね。ごめんなさい、いっぱい出し物があるので。感染リスクを抑えながらステッカーの掲示をしてある安心なお店を選んでいただく、それから感染リスクを抑えながら会食を楽しんでいただきたいと思います。 そしてまた、きのう専門家の先生方からもご指摘がありましたけれども、在留外国人の方々ですね。その方々に対しては分かりやすい日本語で資料を策定して、そして情報提供することが大事だということでご指摘をいただきました。こちらが日本語版、普通、私どもが掲げてきたのがこれまでの日本語版でありますけれども、それをやさしい日本語版にするとこんな感じになります。食事の時間を短くしてください。長時間の会食の代わりに食事の時間を短くしてください。大声での会話は避けましょうというのが、大きな声で話さないでください。これがやさしい日本語版になります。食事中以外はしっかりマスクを着けましょう、が、食べるとき以外はマスクをしてくださいというような表現に変わります。それから、もろ英語版はこちらになります。