小池都知事が記者会見11月6日(全文1)11回目のコロナ補正予算を編成へ
聴覚障害者向けコミュニケーション支援を拡充
手話通訳オペレーターはその場で、電話で都の職員に連絡をしまして、双方の話をリアルタイムで通訳をするということであります。また、来庁される方については、これまでは都庁のこの窓口でご希望に応じて手話通訳オペレーターとテレビ電話でつながる機能を搭載したタブレット端末を貸し出してきたんですね。 これを続けますけれども、これに加えてそれぞれが持っておられるスマートフォンを使って同じサービスが受けられるようになる。具体的には都庁舎や都の事業所の窓口に設置してありますこのQRコードを読み込むことによって手話通訳オペレーターにつながる。そして、これによってより手軽に遠隔手話通訳サービスが受けられるようになるということで、こちらのほうもぜひご利用いただきたいと存じます。 2点目、パスポートセンターです。非常に混み合っているとか、いろいろ利用者の方々からのお声をいただくわけですけれども、パスポートセンターの利便性の向上、QoSであります。それぞれパスポートセンターの申請窓口ですね。こちらの待ち時間、それから待ち人数、これをリアルタイムで、ホームページ上で配信するというものであります。もちろんお手持ちのスマートフォンからもご確認いただけることになります。これで混雑する日や時間帯を避けて来所していただくということになります。 で、また、申請窓口で受け付けをしたあとに呼び出しの順番が近づいたときに、メールでお知らせをするというサービスも併せて開始をいたします。具体的には受け付けのあとに発券したチケットに印字されているQRコードを読み取っていただく。そして、メールアドレスを登録していただくことで、このサービスを受けられるということになります。
18日に第2回TOKYO Data Highwayサミット開催
これでパスポートセンターの待合フロアでお待ちいただくことなく、また待ち時間を有効に活用していただくことができるということで、これによって密を避けることにもなります。積極的にご活用いただきたいということで、このサービスはいずれも、最初の聴覚障害の関係、それからパスポートセンターの関係、来週の9日月曜日からの運用開始となります。福祉保健局と生活文化局が担当いたしております。 続いて、TOKYO Data Highwayに関連して2点、お伝えをいたします。1点目、第2回のTOKYO Data Highwayサミットを開催いたします。昨年11月に第1回のサミットを開催いたしました。で、この間に、まさに日進月歩でこの世界、変わっていますからね、5G環境の整備を進めて、さらに進めていく。そして通信事業者の申請、相談に関するワンストップ窓口を稼働させるなどをこの間も行ってきたわけでありますが、それから時間がたって、いろいろとまたその間にも環境が変わっている、技術が変わっている。 で、第2回、11月18日に開催をいたします。それでスマート東京の実現、そして5Gを活用した新たな東京の将来のイメージを共有して、2年目の取り組みを加速させていきたいと考えています。メンバーはご覧のようになっておりまして、座長には先日、内閣官房参与に就任されました、デジタル政策分野の担当っていいましょうか、インターネットの父とも言われている慶應義塾大学の村井教授をお招きいたしまして、座長をお願いします。そして、あとは通信事業者各社の代表取締役社長の方々にもお越しをいただくことになります。私も出席をいたします。 そして2点目ですけれども、都庁の、この今、記者会見を行っているのは第一本庁舎なんですけど、ここで5Gサービスを開始するというお知らせであります。都としまして、世界最高のモバイルインターネット網の構築を目指しまして、先ほど申し上げたワンストップ窓口の稼働であるとか、通信事業者のアンテナ基地局の設置などを、例えば都が有している資産を提供するということなども含めて後押しをしてきているわけです。 で、その取り組みの成果として今日から多くの、今日から、こちらはね、多くの都民の皆さんが訪れる都庁第一本庁舎の1階と2階で5Gが利用可能となりました。これはNTTドコモとKDDI、そしてソフトバンクの3社の端末で5G通信がもう、1階と2階で利用できるというものであります。