大阪市・松井市長が定例会見12月17日(全文3完)ワクチン接種体制を準備中
それほど多くないので対応可能ではないか
関西テレビ:ありがとうございます。その点についてはぜひ、実現していただけたらなとは思うんですが、新規入所者の話に関しますと、キャパの問題ということがありましたけれども、部局に聞くとだいたい、特養に限ってはだいたい出入りが1年で18人ぐらいが平均だと。 【抽出した 00:55:16】施設に関しては18人ぐらいが平均ということで、ごめんなさい、本当に概算でしかないと思うんですが、単純に計算すると、年間で18人の出入りがあるっていうことと、市内の特養の数を掛けると、だいたい3000人とかになるんですね。そんなに多くないんじゃないかなと思っていて、対応も可能なのではないかなと思うんですが。 松井:いや、だからその対応と、施設の職員さんへまずやるほうと、どちらが優先順位が高いんでしょうかということですよ。新規に入られる方、PCRで検査するよりも、施設の職員の方がやっぱり外と接触するわけだから。一番最初に今やらなければならないのは、外との接触の高い人たちを、いかにPCR検査をすることでコロナの感染状況を確認するというほうが、やっぱり優先順位が僕は高いんじゃないかなと思っています。 関西テレビ:ありがとうございます。 司会:NHKさん。
ワクチン保管施設の整備を今後検討するか
NHK:NHKです。ワクチンについてなんですけれども、大阪市としてどのような形で今後、もし実施される場合接種を検討されるかということと、保管施設の整備等を今後検討するかどうか教えてください。 松井:今、健康局のほうで、通称危機管理監のところで、ワクチン接種を速やかにやるためのスケジュールと工程表と、それから具体的な制度設計を指示して、今、順次それに必要なさまざまな保管場所をどうするとか、それぞれの具体的な問題点を整理しているところです。 松井:このワクチンについても、マイナス70度で保管しなければならないというワクチンもあるけれども、そこまでの冷凍保管は必要でない、アメリカのワクチンはそこまで必要がないというような、どっちやったかな、アメリカやったかな、マイナス10度までの範囲かな。それは大阪にそういう保管場所があるのかといえば、これは70度のほうはなかなか見つかっておりません、マイナス70度。でも、ある一定の冷凍倉庫というのはあります。これは公安局が所管している、みなとエリアのさまざまな冷凍倉庫がありますから、そういうところにどのぐらいの空きスペースがあるのかとか、そういうのも今情報収集してます。 国からは国がそういう冷凍をできる倉庫というか、冷蔵庫みたいなもん、あれを一括発注してるということを聞いています。これがだいたい3000やったかな、程度を国が一括発注して今、もう段取りして購入する形までできてると。これを国が患者数に見合わせて配ると、各都道府県にね。 そこからわれわれは実際に接種する体制を、今度は基礎自治体、市町村が体制をつくると。今われわれは、これは大阪市内は非常に患者数も多いですから、できるだけ速やかに接種をするために、まずは保管場所、それから輸送体制をどうするか、それから各24区それぞれで接種するわけですけども、その接種するのを誰がやっていただけるか。これは医師会と協議になると思いますけど、この辺は大阪府が今、医師会と話をしているというふうに聞いています。 アメリカ、イギリスでのワクチンの結果を受けて、日本が今、契約しているんだから、一定量は入ってくれば、国の方針に沿って大阪市としては速やかに希望者に接種できるような体制を今から準備をしているところです。 司会:ほかにご質問ございますでしょうか。朝日放送テレビさん。