岸田首相が会見「令和版所得倍増を目指す」(全文1)甘利幹事長の処遇はできるだけ早く決めたい
維新の会との連携、協力をどう考えるのか
NHK:幹事社のNHK、徳橋です。よろしくお願いいたします。今後の国会運営について伺います。今回の選挙では日本維新の会が第3党に議席を伸ばしましたけれども、与党には是々非々の姿勢で臨むとしていますこの維新の会との連携、協力については、どのようにお考えでしょうかという点と、また、岸田総理は、今もお話ありましたが、補正予算案を年内の早期に成立させたいというお考えを示されていますけれども、予算の提出と審議は特別国会のあとにあらためて臨時国会を召集して行うという方針でしょうか。そしてその補正予選に関連して、公明党が主張していた18歳までの一律10万円相当の支援、これについてはそのまま受け入れるというお考えなんでしょうか。以上、お願いいたします。 岸田:まず維新との向き合い方ですが、国会運営において、まず自公連立、これがわれわれの基本であるということ、これはこれからも代わりません。その上で必要であるならば野党とも話し合うというのが基本であると思っています。維新につきましては同じ保守勢力であるということも踏まえて、政策ごとに是々非々で議論をしていく。これはこれまでと変わらず、維新とも是々非々の対応を続けていきたいと思っております。 2点目の今後の補正予算、経済対策の日程についてですが、まず今後、与党とも調整の上、11月中旬に経済対策を決定し、そして速やかに補正予算を編成いたします。そして年内、できるだけ早期に補正予算を成立させたいと思っております。こういったことを念頭に置きながら、具体的な国会日程については与党としっかりと相談して対応していきたいと思っています。 3点目が給付金の話、現金給付の話ですが、公明党が選挙期間中、主張していた給付の在り方と、われわれ自民党が主張していた給付の在り方、これは重なる部分もありますし、重ならない部分もあります。この辺、ただ共に、現金を困った方々に支給するという考え方においては共通していると認識しておりますので、先ほど、重なる部分を中心にできるだけ調整をした上で現金支給の範囲を確定し、そして経済対策としてまとめていきたいと思っています。以上3点です。 司会:どうぞ続けてください。 【書き起こし】岸田首相が会見「令和版所得倍増を目指す」 全文2に続く