あれも、これも、ちがう 西武2000系とはどんな電車なのか?
西武2000系って、どんな電車?
西武新宿線内で2000系同士がすれ違う。左が旧2000系、右が新2000系とも呼ばれる(2021年4月、伊藤真悟撮影)。
2000系は、西武鉄道で本格的な4ドア車として1977(昭和52)年に登場しました。当時の西武線では1両の長さが20m、片側に3つの扉を備えた20m・3ドア車が主流でしたが、2000系では20m・4ドアと、扉の数を増やしてラッシュ輸送に対応したのです。 現在の西武線では001系「ラビュー」や10000系「ニューレッドアロー」など、特急で使用する車両などをのぞくと4ドアの車両ばかりとなりましたが、2000系が登場した頃は、4ドアの車両は珍しい存在でした。
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柴田東吾(鉄道趣味ライター)