大阪府・吉村知事が定例会見2月17日(全文4完)府民の行動変容がカーボンニュートラルにつながる
大阪府の吉村洋文知事は17日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「コロナ対策と社会経済活動の両立ができる予算を編成」大阪府・吉村知事が定例会見(2022年2月17日)」に対応しております。 【動画】「コロナ対策と社会経済活動の両立ができる予算を編成」大阪府・吉村知事が定例会見(2022年2月17日) ◇ ◇
脱炭素に協力しようと思ってもらえる仕組みを
吉村:で、単に値段だけを見て決めてる、そういう方ももちろん多くいらっしゃいますけど、値段だけじゃなくて、ああ、これが脱炭素に貢献できるんだ、じゃあこれを買おうという人もたくさんいらっしゃると思うので、そういったことを啓発していくと。そのために見える化を図ったり、あるいはもうそこにポイントを付けてしまうと、脱炭素ポイントのようなものをつくって、その商品を買えばよりお得になると、ポイントを使えるようになると、そして脱炭素にも貢献してるというようなことが根付けば、大阪府民880万人いらっしゃいますので、そういう府民の1人ひとりの行動変容は、まさに僕はカーボンニュートラルにもつながってくると。 企業はもちろん非常に大切なんですけど、エンドユーザーの府民の方もこの脱炭素に向けて協力をしていこうじゃないかと思ってもらえるような仕組みというのを、見える化、あるいはポイント化をして、取り組んでいきたいというふうに思っています。 それ以外もさまざまな施策がありますが、カーボンニュートラル、2025年万博に向けても非常に重要な課題だと思っていますし、SDGsにおいても非常に重要な課題だと思っています。世界的に目指すべき方向性でもありますから、そこに力を入れていきたいと思っています。 司会:よろしいですか。そしたら次の方。NHKさん。
「まん延防止」延長で要請内容の変更は?
NHK:NHKの佐藤と申します。すいません、予算とは別件なんですけれども、新型コロナの関係で政府はあすにも正式にまん延防止の延長を決めるかどうかを判断すると思うんですけれども、もし決められた場合に、現在、大阪府内全域となっている要請の範囲だったり飲食店などに対する営業時間の短縮だったりっていう要請内容というのは維持されるのか、それとも何かしら変更を考えられていますでしょうか。 吉村:そこについては今、国に、基本的対処方針の変更というのも求めています、オミクロン株に合った内容に変更してもらいたいと。それが変更されるのかされないか、まずこれを見届けないと、なかなか判断は難しいと思っています。 で、どういうふうに変更してもらいたいかというのは、もうオープンの会議でも、あれは冒頭だけオープンだったんですかね、山際大臣との会議でも基本的対処方針の変更をこういうふうにお願いしたいというのは、資料自体はもうオープンにしていると思いますから、それが大阪府が求める内容です。 一部、基本的対処方針とは違う形で、先ほどの質問にも関係するんですけども、高齢者の施設の皆さんへの支援とか、こういったことが一部もうすでに、先ほど報道でもちらちら出てますけれども、自宅の高齢者の方への支援を強化するとか、さまざま出始めてますが、これはまさに府からも国に対して要請した内容でもあります。そういったことを反映していただいているんだと思います。 あとは、基本的対処方針がどの程度変わるのかというのを見たいと思いますし、もしここが大きく変わらないのであれば、それを前提に当然、知事としては、基本的対処方針を基に判断するのが特措法なので、それを基に判断をしていきたい。そのためにあしたですかね。あしたか。あした、金曜日ですから、あしたの国の本部会議ののち、大阪府でも本部会議を開いて、方針はそこで決定をしていきたいと思っています。