大阪府は16日午後、大阪府庁で「第69回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」を行った。 【動画】大阪府が新型コロナ対策会議　「まん延防止」延長要請を判断 （2022年2月16日）

［写真］大阪府の状況を説明する吉村洋文知事＝16日午後5時10分ごろ、大阪府庁で

　会議冒頭で大阪府の吉村洋文知事は「適用されていますまん延防止等重点措置は20日まで適用されていますが、大阪府としてどのように考えていくのか、この方針を決定したいと思います」と述べた。 　また、大阪府における感染状況非常に厳しい感染状況が続いているとし「医療が非常にひっ迫しています、ここがどういった感染状況であれ医療を強化することが極めて必要と思います」と述べた。

入院患者を分析すると7割以上が70歳以上

　吉村知事によると、入院患者を分析すると7割以上が70歳以上の高齢者で「お亡くなりになられる方の9割以上が70代以上の方という状況です」と説明。

高齢者をいかに守っていくのかが非常に重要な局面

　吉村知事は高齢者をいかに守っていくのか、これが非常に重要な局面になっているとし「この間、様々な施策も実施をしてきています。国との協議もしています。医療をさらに強化するという観点について様々な施策をこの本部会議で再確認をして医療の強化を図る。なんとか高齢者のみなさんをコロナから守るという視点での本部会議の議論、大阪府の方向性を定めていきたい」と話していた。

16日大阪府では1万2467人の感染が確認された38人が死亡

　大阪府によると、同日府内で新たに1万2467人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。また、38人の死亡が確認された。