【カップルセラピーってどんなもの?】結婚4年目、30代夫婦が初体験レポ!
セラピーってどんな場所で行うの? セラピストとの会話って? 気になるカップルセラピーの空気感を、セラピー未体験のカップルが「COBEYA」で体験してきました! 実際のセラピーの様子を始めから終わりまでリアルにレポートします。 【画像】メンタルヘルスを整えるアイデアまとめ カップルセラピーとは? 夫婦や異性・同性の恋人など、パートナー間における問題の改善や関係性の再構築などをサポートする場。子どものこと、家庭での役割分担、話し合いができない、金銭問題、不倫、セックスレス、カサンドラ症候群(身近にいる人が自閉スペクトラム症(ASD)のため、適切なコミュニケーションを築けないストレスから、心身に不調が出る症状)など、あらゆるテーマを相談ができる。
「COBEYA」のセラピールームの様子。大きな窓にゆった りしたソファ。まるで友 達の家のリピングのようなゆったりとした空気。 ■体験したカップルはこの二人 かなさん・亮さん(ともに仮名) 職場で出会い、4年前に結婚。特に大きな問題はないが、かなさんはカップルセラピ ー を受けている友人から「すごくよかった」と勧められ、興味津々。平日はゆっくり 過ごす時間がないため、休日は二人で過ごすようにしている。 一緒に韓国ドラマを見るのが休日の楽しみ。 ■担当セラピストは… COBEYAセラピスト 吉田亜里咲 臨床心理士、公認心理師。スクールカウンセラーや病院、子ども向け訪問支援などの経験を経てCOBEYAへ。得意な領域は、発達障害(グレーゾーン含む)、依存症、異文化間コミュニケーション、異文化適応、LGBTQ+、アイデンティティ、精神疾患、親子関係、対人コミュニケーション、アンガーマネジメント、育児、キャリア、ストレスマネジメントなど。
カップルセラピースタート!:悩みはないと思っていたけれど、二人の関係性が変わったきっかけが徐々に浮き彫りに
「まずはお 二人が出会ってから今までの道のりをお伺いできますか?」というCOBEYA吉田亜里咲さんの言葉からセラピーがスタート。 吉田さん: 事前アンケートには「ラブラブ感がなくて少し寂しい」と書かれていましたね。 かなさん: 特に悩んでいることはないのですが、しいて言うならもっとラブラブだったら楽しそうだなと思って。実は私の両親がいまだに恋人同士みたいにラブラブで、自分が結婚してみて、そのすごさがわかりました。 吉田さん: そこについて亮さんはどう思われているんですか? 亮さん: 確かに、恋人というより家族感が強いかな。いわゆる恋愛的なときめきみたいな、一緒にいてドキドキするみたいなことはなくなってきているのかもしれないです。 かなさん: 親友みたいな感じだよね。今の状態も悪くないけど、付き合ってたときによく聴いてた音楽とか流れてくると、あの頃はラブラブで楽しかったな~ってちょっと思うんです。 吉田さん: それは具体的に、今と何が違いますか? 何があって、何がないのでしょう? 亮さん: 一緒に出かけるときにおしゃれしなくなったとか? あとはなんだろう…でも圧倒的にセックスの回数が減りましたね。3年ぐらいしてないです。 吉田さん: それは何かタイミングがあって減っていったのでしょうか? かなさん: 付き合って3か月ぐらいしたタイミングで、彼が犬を飼い始めたことが大きいですね。それまでは別々に住んでいて、特に怒ることもなかったけど、彼が突然犬を飼い始めたんです。しかも犬と暮らした経験がないからお世話が超適当で。私は同棲したくなかったけど、「このままじゃワンちゃんが死んじゃう!」ってお世話に通ううちに、同棲みたいな形になりました。結婚もしていないのに、「今日は遅くなるから、ワンちゃんにごはんあげて」みたいな業務連絡が増えて、気づいたら家族になっていた感じ。 亮さん: 犬のことで彼女が怒るようになって、二人の立場は逆転しましたね(笑)。でも、ラブラブ感が減った理由は、セックスレスになったことも大きいよね。それでより家族感が強まったというか。 かなさん: 確かに、犬を飼い始めたことで関係は変わったかも。別々に暮らしていた頃は、よそ行きな感じで会えていたけど、いきなり家族みたいになっちゃったからね。それに、セックスがなくても二人の関係はまわっていたし。