7歳の男子児童が、意識不明の重体に…「 嫌われ者 の 水上バイク 」 事故が"起きてから"では 遅すぎる! 悪質な水上バイク の 撲滅対策に 次の一手を。行政が動けば “撲滅”への 第一歩となる
今年も「 悪質 水上バイク 」が 現れる季節 が やってくる!?
毎年、夏になると 必ず報道される「 危険な 水上バイク問題 」。今年も、そろそろ そういった者たちが現れる時期になっている。 水上バイクのユーザーが 自分の意志で「 マナーを 守る 」ことが一番だが、そう思っていないユーザーもいる。 そのため、最近では各自治体が「 条例 」や「 自主ルール 」といった対策を講じている。
木曽川大堰上流水面利用協議会では、「 水のかけ合いや 急激なハンドル操作 NG 」といった、“踏み込んだ”内容を検討
先月31日、木曽川流域の安全利用や環境保全を進める「 木曽川 大堰上流 水面利用 協議会 」の 幹事会が行われた。この会は、水上スポーツが本格化する夏を前に、毎年開かれている。 同協議会は、稲沢市、一宮市、羽島市、中部運輸局、稲沢警察署、一宮警察署、岐阜羽島警察署、水資源機構木曽川用水総合管理所などの、各自治体や警察署、民間事業者らで構成されている。
今年3月に、長良川で水上バイク2台が衝突する事故が起きた。この事故で、後部座席に座っていた 7歳の男子児童が落水し、意識不明の重体となっている。 この事故を受け、幹事会では「 二度と 事故を起こさないため、力を合わせたい 」と、木曽川上流河川事務所の 瀧日満副所長があいさつを行った。 会議の中で、水上バイクやモーターボートでは、複数台が接近しての事故が多いことを挙げ、利用者への啓発チラシに「 水のかけ合い を しない 」「 岸近くで 急激なハンドル操作を しない 」などの 記述を追加することを決めたという。
「 悪質な 水上バイク走行 の 撲滅対策 」は、全国各地で行われているが、まだ十分ではない
「 悪質 水上バイク走行 」といえば 必ず話題に上がるのが 兵庫県明石市である。2021年に起こった「 悪質 水上バイク 」問題に対し、翌2022年3月30日から、「 懲役刑 」を盛り込んだ「 明石市 水上オートバイ等の 安全な利用の 促進に関する条例 」が公布・施行されている。 当時 明石市長だった 泉 房穂氏 が 陣頭指揮をとり、事件から わずか半年足らずで、懲役刑を含む "新しい条例"を 作ったのだ。
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