7歳の男子児童が、意識不明の重体に…「 嫌われ者 の 水上バイク 」 事故が"起きてから"では 遅すぎる! 悪質な水上バイク の 撲滅対策に 次の一手を。行政が動けば “撲滅”への 第一歩となる
水上バイク関係者 に“負担を強いている”のが 現状
一方で、水上バイク関係者は、「 乗り場所の確保 」や「 地域に 受け入れてもらえる 活動 」を 日々行っている。 例えば、日本三景のひとつ「 天橋立 」では、一度は「 水上バイク の 乗り入れ禁止 」と なったが、地元の水上バイク関係者が 宮津市と話し合いを重ね、「 乗り入れ 再開 」の 働きかけを行ってきた。 水上バイクが増える ゴールデンウィークや 休日には、マナー向上のための 啓蒙活動のため、ショップ や マリーナオーナーなどの 水上バイク関係者らが、海上保安庁 や 警察と合同で「 天橋立の 安全啓蒙パトロール 」を 無償で行っている。 その甲斐もあり、昨年は 1件も 苦情が寄せられなかったというが、これらは全て 日常業務とは別に 無償で行っている。 一番 稼ぎ時であるはずの 夏場にボランティア活動するのは、水上バイク関係者にすれば 負担も大きい。
行政の“本気の姿勢”が、水上バイクの これからを握っている
実際問題として、水上バイクで「 危険な 走行 」をしても法的な規制がないのなら、いくら罰則規定を作っても 抑止力にはならない。 だが、マスコミを巻き込んでの「 アナウンス効果 」を 効果的に使い、スマホで撮影されても「 殺人未遂で 起訴される 」という意識が浸透すれば、「 悪質 水上バイク」は なくせるはずだ。 明石市でも『 刑事告発 』『 懲役刑 』を 条例に盛り込むことについて、「 行き過ぎではないか 」という声も上がったというが、「 このくらい 強い インパクトがないと、抑止力にならない 」と、泉 市長(当時)は本誌に語ってくれた。 「 市は 警察ではないので、悪質・危険な水上バイクを“取り締まる”ことはできない。だからこそ、悪質 水上バイクに対してだけでなく、取り締まる側の国に対しても、『 放置すべき問題ではない 』『 対応してほしい 』というメッセージを 同時に発信している 」の だという。 明石市や今回の木曽川大堰上流水面利用協議会のように、各行政が本気で「悪質水上バイク問題」に取り組んでくれれば、一般市民を脅かす「 暴走 水上バイク 」を 一掃できるのではないかと期待している。
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