大阪府・吉村知事が定例会見2月9日(全文2)おおさか防災ネットの「文字文字」を解消
大阪府の吉村洋文知事は9日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「岸田総理と会談、国の支援で臨時医療施設を設置」大阪府・吉村知事が会見(2022年2月9日)」に対応しております。 【動画】「岸田総理と会談、国の支援で臨時医療施設を設置」大阪府・吉村知事が会見(2022年2月9日) ◇ ◇
「共に生きる障がい者展」をウェブで開催
吉村:大阪府においては、障害がある人もない人も、一緒に、一堂に会して、お互いの理解を深めていこうということを今進めています。そういったことを目的として、さまざまなプログラムをイベントとして行っていきます。「共に生きる障がい者展」、通称「ともいき」と呼んでいますけども、これをこの間、開催してきました。今年はウェブで初めて開催をいたします。2月9日、本日から公開をしますので、ぜひご覧をいただけたらと思います。 中身ですけれども、まずフォーラムとして「身近な事例を基に障がい者差別解消について考える」という動画配信をします。これはパネルディスカッションで関西テレビのアナウンサーの堀田さん、それからミサイルマンさんも入っていただいて、いわゆる合理的配慮ってなんなの、というところをテーマにしながら、寸劇も交えて分かりやすく紹介をしていきます。 それから、別のプログラムですけれども、障がい者芸術・文化コンテストであったり、あるいは、IT機器を活用したユニバーサルデザインであったり、あるいは支援学校の皆さんによるダンスパフォーマンスであったり。全ての人に読書の楽しみを、ということで、こういった紹介だったり。さまざまなプログラムを準備しておりますので、ぜひ、Web版の「ともいき」に参加してもらえたらと思います。
おおさか防災ネットをリニューアル
で、大阪ふれあいキャンペーンSNSということで、障害に関する理解を深めていただくためのSNSを開設しています。さまざまな、障害理解の取り組みについての紹介であったり、パラリンピアンのインタビューだったり、こういった小学校での取り組みであったり、さまざまな発信をしていますので、ぜひ、SNSを通じて広げていくということにご理解とご協力をお願いいたします。 防災対策、災害対策についてです。おおさか防災ネットをリニューアルいたします。これまでおおさか防災ネット、情報が非常に文字が多くてなかなか分かりづらい、文字文字してるという、行政ではよくあるパターンなんですけど、それを解消していきます。できるだけ可視化をして、見える化をして、分かりやすいものに変えていきたいと思っています。また、災害が起きたときにリアルタイムで必要な情報を分かりやすく見える化をしていくということで再構築をいたしました。 まず1つ目です。重要な情報提供、府民の皆さんへの分かりやすい情報提供ということで、災害が起きたような場合に、例えば自分のお住まいのところをポイントしていただければ、そこでどういった避難情報等が出ているのかというのを地図上ですぐに分かるというような仕組みをつくっています。また、言語についても14言語に対応します。今までの言語プラス9言語、新たに対応して、外国の方も見やすくしていきたいと思っています。 どういうふうになるかというと、こういった形で、例えば避難指示エリア、自分の住んでいるところ、ここはまずクリックしてですけども、自分の住んでるところはどうなってるのかと見れば、こういった地図で明確に、この範囲は避難指示が出てますということも一目瞭然、分かるようにいたします。そして避難指示のエリアを警戒レベル別に色分けもしていきます。併せて、自分の家の近くの避難所ってどこにあるんだろうかと。その避難所って空いてるのかなということもリアルタイムで発信をしてきます。空きがある避難所については、近くにここがありますよと、空きが、これは混雑、黄色はしていますよと。赤はもう空きがありませんというような、避難所の位置情報であったり、開設情報をリアルタイムで表示していきます。もちろんこれはスマホ等からもご利用いただけますので、避難指示が自分のところに出てるかどうか、近くの避難所ってどこなの、そこ空いてんの、一目瞭然に分かるようにしていきます。3月22日から運用します。来月からの運用です。